
大逆転で3位に! 男女そろっての信夫杯出場が決定/関東大学秋季Aブロック対抗戦
劇的な勝利で締めた。初日の山梨学大戦は危なげなく制すが、2日目の日大との一戦は力負け。メダル獲得に最後の望みをかけた専大戦は、後半のダブルスで脅威の追い上げを見せ3位でフィニッシュ。2年連続となる信夫杯への切符を手にした。
【1回戦】
【準決勝】
【3位決定戦】
※2014年度まで行われていたマッチプレー方式が3年ぶりに復活。午前中のシングルスで各大学6選手、午後はダブルス3組がそれぞれ18ホールをラウンド。シングルス1点、ダブルス2点の計12点を2校で争奪し勝敗を決めた。
逆転のカギを握ったのは対戦方式の変更だ。命運を分けた3位決定戦。前半のシングルスを終え、1-5とリードを許す展開に。しかし、後半のダブルスで鈴木海斗(営3=拓大紅陵)・本間佑(商3=水城)の3年ペア、塚本岳(商2=立教池袋)・伊藤泰良(商1=千葉経大付)の下級生ペアが連勝を飾り同点。この活躍に梶原正吾主将(商4=沖学園)、斉藤史晶(営4=新潟産大付)の4年生ペアが応えた。「ゴルフ人生の集大成だったので、なんとしてでも3位を取ろうと思っていた」(梶原)。引き分け以上が求められる中、最終ホールの最終パットで逆転。ダブルス重視の今ルールの下、後半戦をモノにした明大に軍配が上がった。「間違いなく一生の思い出になった」(梶原)と試合後には涙も見せた主将の一言に、今試合に懸ける思いの強さが表れていた。
来月行われる信夫杯が4年生にとっては学生生活最後の大会となる。「悔いがないゴルフをしたい」(斉藤)。チーム一丸となって悲願の優勝を狙いにいく。
[丸山拓郎]
試合後のコメント
梶原主将
――今大会を振り返っていかがですか。
「思うようにいかずに追い詰められた状況だったのですが、本当にみんなでつかんだ3位という結果にすごく満足しています」
――信夫杯に向けて意気込みをお願いします。
「またリーグ戦とは違うものなので、最高のチームで最後を締めくくれるように頑張っていきたいです」
斉藤
――試合後はいかがでしたか。
「うれしくて、自分でも感情を抑えきれませんでした」
――信夫杯に向けての意気込みをお願いします。
「学生生活最後の試合なので、悔いがないゴルフをして優勝を狙えるように頑張りたいです」
堤健太朗(政経4=明大中野)
――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。
「春はレギュラーに入れなくて、今回は絶対に活躍すると意気込んでいました。このチームで戦えたのはうれしかったです」
本間
――3日間の日程はいかがでしたか。
「毎日2ラウンドやって肉体的にも精神的にかなり苦しかったですが、4年生にメダルを届けたいという気持ちでやっていて最後に逆転ができたのはよかったです」
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