日大、中大に勝利 下級生が底力を見せた/秋季関東学生1部リーグ戦

2018.09.17

 厳しい戦いを乗り越えた。秋季リーグ3日目の相手は日大と中大。遠藤竜馬(政経2=野田学園)や出雲卓斗(政経1=遊学館)、沼村斉弥(商1=野田学園)の下級生の活躍で連勝を伸ばした。


◆9・14~21 秋季関東学生1部リーグ戦(所沢市民体育館他)
▼9・16 対日大戦・対中大戦(所沢市民体育館)
 ○明大4-0日大
 ○明大4-3中大

   同級生対決を制した。日大戦の3番手で登場した出雲の相手は、同高出身の三上貴弘(日大)。互いに手の内を知り尽くした相手との対戦は、「戦術よりも気合で」(出雲)。1ゲーム目を11―2と大差で先取。自分のペースに持ち込んだ。続くゲームも11―4、11―8で連取し、完封勝利。「チームの応援が心強かった」(出雲)と、感謝の気持ちを口にした。

   粘り強さが決め手となった。チームカウント2ー3の状況で、同時進行で始まった試合に6番手・出雲が勝利。勝敗の行方は遠藤に託された。「守りに入らず、攻めていく」(遠藤)。少しのプレッシャーも感じさせない強気なプレーで2ゲーム連取。競った末に3ゲーム目を11―13で取られるも、主導権は譲らず。4ゲーム目8―7で取ったタイムアウトで、髙山幸信監督から「思い切ってやるよう言われた」(遠藤)。そのまま連続で3ポイント奪い、勝利を決めた。

   目指すは全勝優勝ただ一つ。今週末には早大、専大という強豪との対戦を控えている。「打ち負かすだけの戦力はある」(髙山監督)。チームの総力を上げ、明大の真骨頂を発揮する。

[大橋侑奈]