
序盤苦戦を強いられるも 国士大にストレート勝ち/秋季関東大学男子1部リーグ戦
相手を圧倒した。秋季リーグ戦4戦目の相手は国士大。1セット目こそもつれたものの、2セット目以降は相手を寄せ付けずストレート勝ち。秋季リーグ戦3連勝と好調を維持している。
◆9・8~10・20 秋季関東大学1部リーグ戦(駒沢体育館他)
▼9・16 国士大戦(キッコーマンアリーナ)
○明大3{34―30、25―17、25―20}0国士大
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
WS鎌田佳朗(法3=東亜学園)、MB古川慎(営3=東海大札幌)、OP池田颯太(営2=松本国際)、WS小松一哉(政経3=雄物川)、MB三輪大将(政経1=高川学園)、S上林直澄(法2=東亜学園)、Li小川智大主将(政経4=川崎橘)
接戦をモノにした。第1セット、序盤はサーブレシーブの乱れからサイドの攻撃が決まらず、リードを許す展開に。「アップの雰囲気が悪かった」(池田)と、春季リーグ戦10位の相手に心のスキが見られた。中盤にかけても流れをつかむことができず、20―24で相手のマッチポイント。しかし、ここから粘りを見せた。相手のネットタッチで得点を奪うと、池田が縦に落ちるジャンプフローターサーブで相手のレシーブを崩す。最後は三輪のブロックなどでシャットアウトする得意の形で24―24の同点に。「攻める意識だった」(池田)と、東日本学生選手権でサーブ賞を獲得したサーブが反撃の起点となった。その後はお互いにサイドアウトを取り合う展開になったものの、最後は相手のミスから連続得点を挙げ、このセットを34―32で奪取。2セット目以降は相手を圧倒し、セットカウント3―0でストレート勝ちを収めた。
リーグ戦3連勝となった。今週2試合ともにストレート勝ちと、チームの状態は良好だ。MB松田海飛(文2=愛工大名電)を欠いた中での圧勝と選手層の厚さを証明した。次戦は上位チーム相手に互角の戦いを見せている駒大。「締めていかなければいけない」(鈴木康時監督)。次戦は立ち上がりから相手を圧倒して、連勝街道を走り続けたい。
[大西健太]
試合後のコメント
鈴木監督
――今週2試合を振り返っていかがですか。
「2試合勝ち切れたということで、コンディションは上がってきていると思います。来週は強いチームとの対戦ですので、締めていかないといけないです」
小川
――1セット目はどのような部分が悪かったのでしょうか。
「サイドアウトが取れない悪い入り方だったので、もう少しサイドアウトの意識とスタートの入りの意識を高くしていくことが課題だと思いました」
小松
――本日の試合を振り返っていかがですか。
「今日の試合で収穫になったのは、1セット目の競り合ったところで取り切れたことだけです。2、3セット目は相手の集中力が切れていた中で相手に合わせてしまった部分もあったと思います。チームのプラスにできる何かがないと上位チームに勝てないと思うので、そこは反省点だと思います」
池田
――ご自身の調子はいかがですか。
「個人的にはあまり良くはないですけれど、セッターの上林がブロックを振ってくれて、ブロッカーにしっかりつかれることはないので、結果助けられて決めれている部分はあると思います。ここから調子を上げていきたいと思います」
――来週に向けて意気込みをお願いします。
「来週の駒大も乗っているチームだと思うので、押し負けないように自分たちも攻めて、来週も連勝したいです」
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