
日大にストレート勝ち 秋季リーグ2連勝/秋季関東大学男子1部リーグ戦
安定した試合運びを見せた。秋季リーグ3戦目の相手は日大。序盤から三輪のクイックで流れをつかむと、その後も終始相手を寄せ付けずストレート勝ち。秋季リーグ2勝目を挙げた。
◆9・8~10・20 秋季関東大学1部リーグ戦(駒沢体育館他)
▼9・15 日大戦(キッコーマンアリーナ)
◯明大3{25―20、25―22、25―16}0日大
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
WS鎌田佳朗(法3=東亜学園)、MB古川慎(営3=東海大付札幌)、OP池田颯太(営2=松本国際)、WS小松一哉(政経3=雄物川)、MB三輪大将(政経1=高川学園)、S上林直澄(法2=東亜学園)、Li小川智大主将(政経4=川崎橘)
攻勢を強めた。第1セット、立ち上がりから池田と三輪のスパイクで得点を重ねる。中盤には、秋季リーグ初スタメン古川のクイックから4連続得点で17―10。さらにリードを広げ、第1セットを先取する。続く第2セット、序盤に小松がブロックに捕まり2-5と相手にリードを許す。しかし「サイドアウトが取れていた」(小川)と、池田のライトスパイク、三輪のクイックで11-11と同点に。さらに17-17の場面で小松がレフトからスパイクを決め逆転に成功。勢いそのままに第2セットを奪取した。勝負を決めたい第3セット、8-7の場面で上林が相手のレフトをシャットアウト。終盤には、途中交代で出場した成田(大河・政経3=桐生市商)がブロックポイント。最後はエース池田がスパイクを決め、25-16と突き放し日大に勝利した。
負けられない戦いは続く。「久しぶりに良い試合ができた」(小川)と、自信を取り戻した。次戦の相手は国士大。「自分たちのプレーができれば勝てる」(上林)。持ち味の粘りを見せ、秋季リーグ3連勝を飾りたい。
[藤山由理]
試合後のコメント
鈴木監督
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「 サーブキャッチが乱れず、安定した試合ができて良かったと思います」
――大差でセットを取りました。
「 松田がいなかったのですが、古川を代理で出してもよく頑張ってくれて、遜色ない活躍をしてくれたと思います。いい具合にコンビネーションがうまく回った結果だと思います」
小川
――ブレークも要所で取れました。
「サーブミスが全然なくて、なおかつ打ち込めていたので取れたと思います」
――ブロックのポジショニングにも工夫が見られました。
「古川の方が身長はありますが、読みの部分で鎌田の方が良かったので真ん中において、相手のオポジットに対して高さのある古川が飛ぶという形にしました」
池田
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「東海大に負けてしまって、上の順位を狙うには今日は負けられない試合で、緊張とかもあったと思うのですが、自分たちのバレーがしっかりできたので良かったです」
上林
――トスで意識していたところはありますか。
「相手がコミットブロックだったので、クイックも使いながらサイドに散らして偏らないようにしました」
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