後半に離され大東大に敗戦 留学生への苦手意識拭えず/関東大学1部リーグ戦
後半に突き放された。1勝4敗で迎えた第6節の相手は昨年度のインカレ覇者・大東大。前半は連携のとれたディフェンスで失点を抑え31―31で折り返す。しかし、続く後半は留学生を止めることができず18点差で敗戦。1勝5敗で最下位に転落した。
◆8・25~11・11 第94回関東大学1部リーグ戦(駒沢屋内球技場他)
▼9・12 対大東大1回戦(筑波大中央体育館)
明大59{18-16、13-15、22-9、19-24}77大東大◯
スターターは、PG綱井勇介(文4=大阪学院)、SG小林拓主将(営4=桐光学園)、SF須藤昂矢(営3=桐光学園)、PF植松義也(営2=桐光学園)、C今川友哲(営4=大阪桐蔭)。
猛攻に耐え切ることはできなかった。リーグ第6節の相手は2メートル越えの留学生・モッチを擁する大東大。前半は「プラン通りにディフェンスができた」(小林)とモッチをわずか4得点に抑え、ロースコアで試合を展開。オフェンスでも渡辺翔太(政経2=宇都宮工)を中心に走るバスケで得点を重ね31―31と互角に試合を進めた。しかし、後半は「後手後手になってしまった」(今川)。インサイドのオフェンスを修正してきた大東大の猛攻に対応できず徐々に点差を広げられ第3クオーター(Q)終了時には15点のビハインドを負った。逆転を狙う最終Qも点差を一桁に持ち込むこともかなわず59―77で敗戦。後半に流れをつかむことはできず1勝5敗で最下位へと沈んだ。
苦手意識を払しょくしたい。昨年度から数えると留学生選手が所属するチームとの公式戦の対戦成績は5勝13敗と相性の悪さは否定できない。しかし、今試合では前半を同点で折り返し「あと少しという感じ」(今川)と攻略の兆しが見え始めた。連戦となる第8節の相手はフィリップ擁する専大。またも留学生選手の所属する相手だが「そろそろ勝ちたい」(渡辺)。難敵を下し、復活へのカギをつかみたい。
[長沼遼太]
試合後のコメント
小林
――敗戦が続いていますがチームの雰囲気はいかがですか。
「もちろん連敗しているので明るくはないですけども、良い面にも目を向けているのでそこまでは悪くはないですね。どこが悪かったのかとかは話し合えているのでダメなりにも上がろうとしています」
今川
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「やっと留学生のいるチームと前半戦えるようになってきたと思います。あとちょっとという感じでもったいないです」
奥野綾汰(国際3=藤枝明誠)
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「前半は今までやってきた5試合の中で、ダメな点を修正できました。リバウンドとかルーズボールをみんな集中して調整できていました。後半の入りが前からの課題でしたが、そこで負けてしまい、相手の展開に持っていかれてしまいました」
渡辺
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「前半は食い付いていけたというのはあるのですが、こぼれ球とかをやられてしまいました。ここまでの試合で3ピリの出だしでやられてしまうっていうのも、もうそろそろ変えていかないといけないです。次の試合からでも変えていきたいです」
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