課題はリバウンド 白鴎大に敗れ2連敗/関東大学1部リーグ戦

高い壁に弾かれた。4戦を終えて1勝3敗で臨んだ白鴎大戦。立ち上がりから相手の高さに苦戦しリバウンドで上回られ、第1クオーター(Q)だけで15点差をつけられる。その後、オフェンスを修正し得点を重ねるも、そのまま流れをつかむことはできず7693で敗れた。

 

8・251111 第94回関東大学1部リーグ戦(駒沢屋内球技場他)

 

9・9 対白鴎大1回戦(青学大相模原キャンパス体育館)

 

明大76{9-2420232122262493白鴎大

 スターターは、PG綱井勇介(文4=大阪学院)、SG小林拓主将(営4=桐光学園)SF須藤昂矢(営3=桐光学園)、PF植松義也(営2=桐光学園)、C今川友哲(営4=大阪桐蔭)。

 

 重い課題がのしかかる。第5戦の相手は210センチの留学生・ディオップマムシェッハイブラヒマ擁する白鴎大。高さで劣る明大は、序盤から白鴎大のシュートブロックに阻まれ、得点を重ねることができない。リバウンドも奪われ続け、第1クオーター(Q)9-24で終える。第2Qに入り、渡辺翔太(政経2=宇都宮工)のドライブや今川のフックシュートで得点を重ねることに成功する。それでも、「相手のペースで試合が進んでしまった」(渡辺)とリバウンドをモノにできず流れをつかめない。そのまま、第1Qのビハインドを取り返すことはできず、7693で試合終了。2連敗となった。「リバウンドを修正しないと勝利はない」(綱井)。リーグ初戦から課題だったリバウンド。チーム全体での改善が求められる。

 

 第4Qで見せた激しいプレスディフェンスは確実に白鴎大を苦しめた。明大は本来、ディフェンスで流れを引き寄せるチーム。「オフェンスが上手くいかないときは大体ディフェンスが悪い」(綱井)。強固で激しいディフェンスが復調のサインになる。

 

[田北俊介]



試合後のコメント

 綱井

 ――今後の修正点はどこですか。

  「リバウンドとディフェンスです。そこができれば連続得点や、3Pシュートも決まってくると思います」

 

渡辺

 ――ドライブから得点を重ねる場面が多かったですがいかがでしたか。

 「全体的に得点は取れましたが、第2Qでは周りを生かすことができていなかったです。そこは反省点です」

 

――次の大東大戦に向けて一言お願いします

  「留学生がボールを持った時に全員で激しくディフェンスしていきたいです」

 

 常田耕平(政経1=正智深谷)

 ――リーグ初出場となりましたがいかがですか。

 「先輩からは『いつでも出場できるように準備はしておけ』と言われているので、準備はしていました。ですので、そこまで緊張もしなかったです。今日は試合に出場できて『やった』って感じです。」