中大にリベンジならず 連勝逃す/関東大学1部リーグ戦
あと一歩届かなかった。第4節の相手は春季トーナメントで逆転負けを喫した中大。リベンジ戦となったが、リードをなかなか奪えない。第4クオーター(Q)では2点差まで詰め寄るも逆転ならず。65―73で敗北を喫した。
◆8・25~11・11 第94回関東大学1部リーグ戦(駒沢屋内球技場他)
▼9・8 対中大1回戦(青学大相模原キャンパス体育館)
明大65{16-18、13-18、15-17、21-20}73中大◯
スターターは、PG綱井勇介(文4=大阪学院)、SG小林拓主将(営4=桐光学園)SF須藤昂矢(営3=桐光学園)、PF奥野綾汰(国日3=藤枝明誠)、C今川友哲(営4=大阪桐蔭)。
流れをモノにできなかった。立ち上がりは「インサイドでの攻撃を意識しすぎた」(今川)と、ターンオーバーを連発。第1Qを16―18で終え、序盤から中大を追い掛ける展開となった。第2Qからはベンチメンバーを続々と投入し、流れを変えたい明大。しかし、攻守ともにリバウンドを取れず得点に結びつけられない。そして9点ビハインドで迎えた第4Q。開始直後に今川が2本連続でゴール下を決め、反撃にかかった。残り5分を切ったところで3連続得点を挙げ、2点差まで追い付く。しかし追い上げもそこまで。勝負どころで相手にオフェンスリバウンドを取られ、猛追もあえなく65―73と敗れ、リベンジは失敗に終わった。
課題は明確だ。「相手にオフェンスリバウンドを取られ続けた」(小林)。この試合で明大が取ったオフェンスリバウンドはたったの6本。対する中大は17本とその差が勝敗を分けた。「相手の大きさに関係なくリバウンドが弱いので、リーグ戦中に修正したい」(今川)。次の相手は留学生を擁し高さのある白鴎大。今度は全員でリバウンドを取りにいき、2勝目を目指す。
[大橋未来]
|

試合後のコメント
濱西康一監督
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「試合を通してオフェンスリバウンドを取られすぎ、セカンドチャンスで決められてしまいました。勝負どころで抑えきれない場面が何回かあって、そこが勝ち切れない要因の一つになったと思います」
小林
――リベンジ戦となりました。
「リベンジしたかったですけど、相手は準優勝している経験があるので自信を持ってやってきたと思います。自分たちがもっとディフェンスをやらなかったこと、オフェンスリバウンドを取られ続けてしまったことが敗因かなと思います」
今川
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「インサイドを攻めようっていう意識があったんですけど、インサイドを意識しすぎたのが逆にあだになったかなと思います。簡単なミスが多くて流れをつかめなかったので、もったいない試合だったなと思います」
――課題はリバウンドということでしょうか。
「相手が大きい小さい関係なくリバウンドが弱いので、そこはチーム通して練習でも言っていることなので、リーグ中に強くなっていけばいいなと思います」
関連記事
RELATED ENTRIES