
ジュニア初戦 流経大に大差で快勝発進/関東大学ジュニア選手権
幸先良く快勝した。紫紺を目指すBチームの公式戦である関東大学ジュニア対抗戦が開幕。初戦は強力FW陣を擁する流経大との一戦。前半からトライを着実に重ね、24―5で折り返す。後半も巻き返しを図る流経大を寄せ付けず、52―19でノーサイド。20年ぶりのジュニア選手権制覇へ好発進だ。
◆9・8 関東大学ジュニア選手権(八幡山グラウンド)
▼対流経大戦
○明治52{24ー5、28ー14}19流経大
地力の差を存分に見せつけた。前半3分、敵陣22メートルライン付近からのマイボールスクラムからナンバーエイト辻惇朗(政経3=常翔学園)が左に持ち出し、先制トライを挙げる。「最初にトライを取り、試合を優位に進めたいと思っていた」(辻惇)。9分には、右ウイング矢野湧大(文3=大分舞鶴)が左サイドを突破しトライするなど危なげない試合運びで前半を終える。後半は、中盤以降ゲームスローガンである「走り勝つ」を実践し、流経大を攻守で圧倒。「相手の足が止まってきたときに、明治は全員が動けていた」(右センター小幡将己・文2=石見智翠館)と、終盤に3トライを奪い突き放し最終スコア52―19で開幕戦を白星で飾った。
ジュニア選手権の目標はもちろん優勝。昨年は、決勝まで進出したものの王者・帝京大の前に惜しくも敗れた。次戦は伝統校・慶応との一戦。昨年はダブルスコアで勝利を収めているだけに連勝といきたいところだ。「Aチームとともに優勝する」(辻惇)。次週に開幕戦を迎える関東大学対抗戦と悲願のアベック優勝へ突き進む。
[上松凜助]
試合後のコメント
ゲームキャプテン・左ロック土井暉仁(政経4=常翔学園)
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「走り勝つというテーマを掲げてやりました。後半の最後に相手がばててきた時にゲインラインアタックやクイックテンポとアタックで自分たちが決めたことができたことが点差を離せた要因です」
矢野
――今日は秋シーズンの初戦でした。
「スタートは大事な試合になると思っていたので、きつい合宿を乗り越えて、今までやってきたことをしっかり出そうという思いでやりました」
小幡
――次の試合に向けてお願いします。
「点差以上に内容で勝てるように前半から圧倒できるような明治のスタンダードを維持してやっていきます」
辻惇
――今後の目標をお願いします。
「まずはジュニアからしっかりと上を支えられるようにして、上で出場できるように頑張りたいです」
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