リーグ戦開幕 東海大を大量13得点で下す/関東大学リーグ戦

 関東大学リーグ戦が開幕した。初戦は今リーグ戦で昇格を果たした東海大。序盤から着実に得点を重ね、13点で快勝。2年連続優勝に向け、好スタートを切った。

◆9・8~1125 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

▼9・8 対東海大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

 ◯明大13{5―0、3―1、5―0}1東海大

 主力と期待のルーキーがかみ合った。FW高橋瞬主将(政経4=白樺学園)の優勝杯返還で幕を開けたリーグ戦。開幕戦の緊張感を振り払い、東海大を第1ピリオドから圧倒した。開始2分25秒、DF梅村宏輔(商4=北海道清水)の左サイドからのパスをFW下山学路(商1=北海道清水)が合わせて先制。「先制点を取るとチームが流れに乗るので良かった」(下山)。このリーグ戦初得点を皮切りに、第1ピリオドだけで5得点。その後も「決める人が決めてくれた」(高橋主将)。FW松本昂大(商4=北海道清水)、FW池田涼希(政経3=北海)がともにハットトリックの活躍。試合終了間際にはFW田名部共弘(文1=八工大一)にも初ゴールが飛び出し13―1。大量得点の快勝で好スタートを切った。

 リーグ戦は2カ月に渡る長期戦。高橋主将は「一戦一戦気を抜かずに後悔しないようにやりたい」。春の関東大学選手権、夏のサマーカップを制した明大。リーグ戦優勝、その先の3冠を目指し突き進んでいく。

[福永智隆]

試合後のコメント

高橋

 ーー初戦を振り返っていかがでしたか。

 「明治は格下の相手と試合をすると気持ちの面で余裕が出てしまって、良いゲームができない傾向にあります。今日は気持ちを引き締めて、1ピリで5点取れて良かったんじゃないかなと思います」

ーー13得点の大勝でした。どのようなところが良かったですか。

 「決める人が決めていたし、点数を随時に取れていたことがチームの流れを良くしました。下山は僕の部屋っ子なので初ゴールをしてくれて先輩として、キャプテンとしてうれしいです。あの1点で間違いなく勢いがついたと思います」

ーーリーグ戦の目標を聞かせてください。

 「最後で一戦一戦気を抜かずに後悔したくないので、完全燃焼できるように秋リーグ、インカレ死ぬ気で取りにいきます」

下山

ーー初めてのリーグ戦終えられていかがですか。

 「初ゴール決められて良かったんですけど、自分の中のプレーとしてはフェイスオフとグレーゾーンでのターンオーバーが多かったので全然、満足してないです。これからはちょっとしたミスをなくしてレギュラー固定できるようにしたいです。自分のできることを精いっぱいやっていきたいです」

田名部

ーーリーグ初得点を振り返ってもらっていかがでしたか。

 「今日、フルで出た訳じゃなので出たり出なかったりという中で、やっぱり得点を狙っていました。決めれたのでそこは良かったかなと思います」

ーーリーグ戦の目標を聞かせてください。

 「最終的にはセットに入って試合に出ていくことと、もっとスピードを上げてプレーをしたいという課題があるのでそこを克服していきたいです。チームの目標は、優勝です」