
佐藤右が表彰台へ 2日目につなげる/東日本学生個人・新人選手権
夏合宿を終え、チームと個人、両方の実力が試される今大会。1日目は62キロ、69キロ、77キロ級で5人の選手が出場した。選手それぞれが納得のいく結果を残すことができ、2日目に向けてよい滑り出しとなった。
◆9・7~9 第42回東日本学生個人選手権・第15回東日本学生新人選手権(日大生物資源科学部体育館)
▼62キロ級
北出 6位(S 98 J120 T218)
錦織 5位(S100 J120 T220)
▼69キロ級
志村 4位(S100 J130 T230)
▼77キロ級
大畑 7位(S110 J125 T235)
佐藤右 2位(S121 J145 T266)
※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル
順調なスタートダッシュだった。62キロ級では北出光茂(政経3=ルネサンス大阪)が体調不良明けの状態で出場。「夏合宿はちゃんと参加できなかった」ものの6位に収まった。また69キロ級では新人戦で出場した志村優人(政経1=埼玉栄)は4位と、1年生ながら健闘を見せる。さらに77キロ級では、佐藤右規主将(政経4=宇佐)が2位。目標にしていた「個人で3位以内」を達成し、表彰台に上ることができた。
着実に力を伸ばしている。7月の東日本インカレでは、チーム力の低下が課題となった。ずばぬけた選手がいない中「一人一人が役割を全うしなければならない」(佐藤右規主将)。しかし、今大会では記録なしに終わった選手はいない。個人がやるべきことをしっかりと果たしていた。課題は少しずつ克服できている。特に佐藤右は表彰台に上るなど、活躍を見せる。また、志村も「スナッチ105とジャーク135~140をとって総スコア240を目指したい」とこれからの成長を予感させた。
この流れを維持していきたい。8日には85、94キロ級が行われる。東日本インカレで表彰台に上った扇本崇聖(政経2=名城大付)をはじめ、主力も出場する。好記録に挑むべく、個々の実力を発揮する。
[内田朝]
試合後のコメント
北出
――今大会の振り返りをお願いします。
「調子が悪い割にはいい感じに終われたかなと思います」
錦織
――夏合宿はどのようなことを意識していましたか。
「補強を多めにやったんですけれども、補強をやり過ぎて今度は腰を痛めました。今度は補強をやっても壊れない体を作るために体幹を鍛えたいと思います」
志村
――夏合宿でしてきたことはありますか。
「補助種目が弱かったので、スクワットを多くやっていました」
――今後の目標をお願いします。
「スナッチ105とジャーク135~140をとって240になるように目指していきたいと思います」
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