森下の2弾炸裂! 明学大にリベンジで準決勝進出/総理大臣杯全日本トーナメント
関東予選で敗れた明学大に雪辱を果たした。前半は両者得点を分け合い1―1で終える。後半は4分、森下がこの日2点目のゴールを決め勝ち越しに成功。そのリードを守り抜き2―1で準決勝進出を決めた。明大は7日、大院大と対戦する。
森下が悪夢を払拭した。前半29分、森下が右サイドからのクロスに合わせ先制点を決めた。しかし、前半終了間際、42分に自陣中央での交錯から失点を許し同点に追いつかれてしまう。7月に行われた今大会の予選であるアミノバイタルカップ準決勝・明学大戦。今試合同様、先制したが2度も追い付かれPK戦の末敗北を喫した。そんなデジャビュを、森下の2点目が打破する。後半4分、左サイドPA付近でボールを受けた森下はフェイントで縦に突破しシュート。角度のないところから放たれたボールは相手GKの頭上を越え、対角線上のゴールネットに突き刺さった。これが決勝点となり2-1で勝利。今試合は2得点、2回戦に引き続きゴールを挙げる大車輪の活躍を見せた森下だが「一喜一憂せず、次もチームのために頑張りたい」と謙虚に語った。
「勝って決勝に進み、八幡山の寮にいる残りのメンバーを連れて来たい」(岩武)。今大会は大阪で開催。遠方で行われているために、限られたメンバーしか帯同していないが、決勝戦まで進めば部員全員が大阪に集結する。準決勝は関西地区予選を1位で通過してきた、大院大と対戦。4年連続の決勝進出に向け絶対に負けられない。
[浅野拓磨]
試合後のコメント
栗田大輔監督
――今日の試合を振り返ってみていかがでしたか。
「内容では力の差を見せつけることができたと思います。ただ、課題は『決め切る』というところですね。今日はシュートを23本も打ちましたが、得点は2点のみです。決めるべきところで決めていれば、試合展開はもっと楽になりましたし、大量得点にもつながったと思います」
岩武
――試合前にどのような話し合いをしましたか。
「一度負けた相手なので、しっかり借りは返そうと話しました」
――HTはどのようなことを話し合いましたか。
「慌てないで最初の10分で決め切ろうと話しました」
森下
――2試合連続ゴールでした。
「コンスタントに続けたいです。ですが、一喜一憂しないでチームのために頑張りたいです」
――準決勝に進出しました。
「自分たちは、八幡山の寮に残っている人たちや日々お世話になっている方々のために戦っています。勝てて良かったです」
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