リーグ戦開幕 日大に敗れ黒星スタート/関東大学1部リーグ戦
終始流れをつかめず黒星発進となった。約2カ月にわたって行われるリーグ戦の初戦は中・外とバランスの取れた選手を擁する日大との対戦。出だしからイージーミスが続き、前半で18点のビハインドを負う。その後、一度も逆転できないまま62―73と無念の敗北を喫した。
◆8・25~11・11 第94回関東大学リーグ戦(駒沢屋内球技場他)
▼9・1 対日大1回戦(駒沢屋内球技場)
明大62{13―23、11―19、15―14、23―17}73日大○
スターターは、PG綱井勇介(文4=大阪学院)、SG小林拓(営4=桐光学園)、SF須藤昂矢(営3=桐光学園)、PF森山修斗(政経4=瀬田工)、C今川友哲(営4=大阪桐蔭)。
前半に得点を稼ぐことができなかった。「初戦でみんな硬くなっていた」(須藤)と、序盤からパスミスやターンオーバーを連発。さらに「リバウンドは全部が相手の流れになってしまっていた」(今川)。明大がとったオフェンスリバウンドはわずか9本。リバウンドからのセカンドチャンスが生かせなかった上に、セットプレーからのシュートはことごとくリングに嫌われた。特に3Pシュートは総計24本中、たったの2本しか決められなかった。第2クオーター(Q)の終盤にディフェンスをハーフのマンツーマンからゾーンにし、相手の流れを断ち切ろうとしたが、勢いは止められず。24―42と前半だけで大差をつけられた。
あと一歩及ばなかった。後半はディフェンスをオールコートのマンツーマンに切り替え反撃に出ると、プレッシャーディフェンスにより相手のミスを誘発。一時9点差まで詰め寄ったが「ここで一本取れば流れが変わるというところで、取れなかった」(濱西康一監督)。前半でついた差は取り戻せず、62―73で敗北した。「今日悪かった所をいかに改善しながら戦っていくかというのがリーグ戦だと思う」(今川)。今回見えた課題を修正し、これから続く試合に向けて切り替えていく。まずは次の東海大戦で1勝を挙げたい。
[大橋未来]
試合後のコメント
濱西監督
――今日の結果をどのように受け止めますか。
「練習してきた形での試合運びができませんでした。本当にもったいないミスが多く、流れに乗れるところで自滅してしまい、前半で18点のビハインドを負ってしまいました。(今後は)明大のスタイルできちっとゲームができるようにやっていき、通用しなければまた修正していきます。2カ月ありますから、その中で経験を積んで、成長していってもらいたいです」
今川
――シェイクケイタ(日大)とマッチアップしていかがでしたか。
「長身の選手に対しての練習がいまいちできていなくて、そこが今日特に出たかなと思います。僕や森山はそこをもっと体張ってやらないといけないということを1試合目に実感できたので、それは収穫だと思います」
渡辺翔太(政経2=宇都宮工)
――次の東海大戦について一言お願いします。
「自分の持ち味としている速い展開で攻めたり、セットプレーで攻めたりっていうのを自分で考えてゲーム展開を作れればいいなと思います。次は、自分たちのバスケをしてしっかりと勝ちにいきたいです」
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