インカレ直前特集2018(3)トラック班3、4年生インタビュー
チーム一丸となり雪辱を果たす。トラックで総合5位に付いたものの、ロードの不調により悔しい総合6位で幕を閉じた昨年度のインカレから早くも一年。再び勝負の時がやってきた。「個性豊かなメンバーがそろっている」(隈園郷史主将・政経4=明大中野)という今年の自転車部。個々の強みをチームの武器にして、今年こそ悲願を達成してみせる。
第3回はトラック班の3年生と4年生、4選手に大会へ向けての意気込みを語ってもらいました。(取材は8月6日に行ったものです。)
☆田川翔琉(政経3=ルーテル学院)☆
出場予定種目:チームパーシュート、タンデム
――インカレを前にした心境を教えてください
テスト期間があったので乗れていないというのがありましたけど、2日前にインカレ合宿をベロドロームで練習をやりました。自分は短距離のタンデムの方で頑張ってきましたけど、今年のインカレは団体種目のチームパーシュートのメンバーにも入っているので、2日前に計測をしたところ、あまり練習をしていない割にいいタイムが出たので走れているかなという感じです。タンデムの方も計測したかったんですけど、パートナーの甲斐くんが体調不良で練習できていないので、明日からまた静岡で合宿が3日間あるので、そこで来週調整をしてインカレ当日に臨みたい思います。
――昨年のインカレを踏まえて意識する点はどこですか
団体種目のチームパーシュートが初日の一番始めにあるので、その点で明治の勢いに乗らせるためにも、絶対に8位以内に入らなければいけないですし、あわよくば順位決定戦に乗って、そこからスプリントやタンデムの計測もあるので、初日にタイムが悪くて得点にも絡めないというのは絶対に避けたいので、勢いづけられる走りをしたいです。
――インカレでの目標を教えてください
団体種目で8位入賞というのは絶対ですけど、順位決定戦にも今の4人のメンバーであれば乗れると思います。個人種目のタンデムは優勝して、インカレの会場で明治の校歌を流したいです。
――インカレへの意気込みをお願いします
絶対にインカレで優勝して、お世話になった人たちに恩返しできるように頑張りたいです。
☆谷口力也(営3=開新)☆
出場予定種目:スプリント
――インカレを前にして今の心境はいかがですか
チームに貢献できるようにと思うとやっぱり緊張もあります。
――去年のインカレを振り返っていかがですか
去年は入賞も何もできなかったので今年はチームのために貢献しようと頑張りたいと思っています。
――レースプランはありますか
まずは予選があってそれを上の方で上がって、そこから一対一の戦いで2回勝って入賞圏内に入りたいなと思います。
――この1年で成長した部分はどこですか
やっぱり強い後輩がいるので刺激になっていますね。
――特に誰から刺激をもらっていますか
2年生の甲斐と荒川が強いので、練習面でも刺激になっています。
――今回の大会で引退される4年生の先輩への思いは
1個上の先輩なので3年間付き合ってきて寂しい思いもありますね。
――インカレの目標と意気込みをお願いします
スプリントの予選で自己ベストを出して、1点でもチームに貢献できるように入賞することです。
☆池西拓海(営4=栄北)☆
出場予定種目:マディソン、タンデム(補欠)、ロード(補欠)
――インカレを前にした心境
もともと調子が良くなかったところで調子を戻してきつつあるので、そういった意味では期待できるかなと思います。
――練習は具体的に何をしましたか
正直マディソンの練習があまりできておらず、自分の相方の梅本が団体種目の練習に注力しなければいけないのでなかなか一緒に練習ができる機会がなかったことからあまり練習ができていません。明日からまた合宿がありそこで積極的に練習していこうということになったので、マディソンの練習に関しては明日から本格的にやっていくつもりです。
――不安はありますか
コンビネーションに関しては全然練習ができていないので、不安しかないです。でも相方の梅本がかなり実力のある選手だと思うのでそういった意味では期待できるので勝てるかもしれない気持ちと不安な気持ちの半々だと思います。
――最後のインカレにかける思いを聞かせてください
今年最後なので悔いは残したくありません。結果がどうであれ、悔いを残さない練習や調整をしていければと思います。
――モチベーションの保ち方は
インカレ以外には全国大会がスクラッチもあるので、そういった部分をモチベーションにもしていましたし、スクラッチ以外にも食わず嫌いをしないでマディソンでもちゃんと練習とかいろいろ戦術などを工夫していけば勝てるのではないかと自分の中で納得して試合に臨んでいた部分があります。スクラッチがなくなってしまったことはショックでしたけれど、すぐに立て直しはできたと思います。
――トラック班全体を見てどうですか
仕上がりはだいぶよくなってきていると思います。他大の仕上がり具合はよくわからないのでインカレはどうなるかわからないですけど、明治としては仕上がってきていると思います。
――どのようにチーム貢献したいですか
自分が出場するマディソンは絶対入賞。できれば表彰台を目指してできる限り上の順位をとって貢献したい気持ちと、それ以外の部分では他のレースに出る選手のサポートをすれば選手たちがよりパフォーマンスが高いレースができると思うので、そういった意味でも助けていきたいです。
――意気込みを教えてください
自信がないとは言いましたけど4年生としての最後のインカレなので、絶対負けたくないので、勝つつもりでいきたいと思います。
☆隈園郷史(政経4=明大中野)☆
出場予定種目:1キロメートルタイムトライアル、チームスプリント
――最後のインカレを控えての心境を教えてください
調子は上がってきていて自然とタイムも出てきているので、あとは周りより早く走るだけだと思っています。
――昨年は1キロメートルタイムトライアルで優勝を収めました
どちらかというと自分のタイムと向き合っている感じで、去年は3秒だったので今年は2秒出そうと思ってきています。2秒出せば勝てると思うのでとりあえず自分は去年の自分を越えようという気持ちできています。
――現在の調子はいかがですか
相当いいと思います。今年に入ってから一番いい状態です。
――合宿での練習内容は
普段出せないスピード域、競輪場ならではのスピード域、トップスピードが出るのでどちらかというと上限スピードを上げるトレーニングをしていました。
――主将から見た今年のチームはいかがですか
個性豊かなメンバーがそろっているなと思いますね。それぞれの持ち味をしっかり発揮してくれればいい感じに結果もついてくるんじゃないかなと思います。
――今年の会場はベロドロームです
(ベロドロームは)めちゃくちゃ苦手でした。苦手だったんです。2年生の時に激しい転倒をしてから苦手意識がすごく植え付けられてしまってあまりうまく走れなかったんですけど、それをやっと克服してきた感じでちゃんと走れるようになりました。なので今の自分としては苦手要素としては感じていないです。
――インカレでの目標と意気込み
1キロメートルタイムトライアルでは2秒を出すこと。チースプは優勝することを目標として、この2つは必ずやり遂げたいと思います。
――4選手とも、ありがとうございました!
◆文部科学大臣杯 第74回全日本大学対抗選手権自転車競技大会◆
日程:トラック:8月17日~19日
ロード:9月2日
会場:トラック:静岡県伊豆大野 日本サイクルスポーツセンター 伊豆ベロドローム(250m)
ロード:長野県大町市美麻地区 公道周回コース 1周 13.4km
[自転車部担当一同]
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