
インカレ閉幕 本倉が3位入賞 女子は笠井が3回戦敗退/全日本学生シングルス選手権
5日間にわたるインカレが閉幕した。最終日のシングルスでは本倉健太郎(農2=岡山理大付)が3位入賞。女子は最高成績が3回戦敗退と厳しい結果となった。
◆8・10~11 全日本学生シングルス選手権(浦安総合公園テニスコート他)
本倉――3位
丸山――ベスト8
北本――ベスト16
立木、中平――4回戦敗退
<女子>
笠井――3回戦敗退
西永、上田――2回戦敗退
<男子>
「満足はしていない」(本倉)。準決勝の相手は昨年度入賞を阻まれた船水颯人(早大)。「向かっていくだけ」(本倉)と、強烈なファーストサーブを立て続けに決め、1ゲーム目を5―3で勝ち取る。しかし、その後は相手のミスのない完璧なプレーにポイントを奪えず。王者の貫禄(かんろく)を見せ付けられ、ゲームカウント1―4で敗退。ダブルス、シングルスの両方で栄冠を早大に譲ることとなった。団体戦優勝で波に乗る明大。この流れを止めず、秋からは新たなチームで早大に立ち向かう。
(写真:3回戦まで駒を進めた笠井)
<女子>
終始ペースをつかめなかった。3回戦に登場したのは、これまで快勝し勢いに乗る笠井菜々子(法1=広島修道大鈴峯女子)。しかし「相手にのまれた」と巧みな配球に翻弄(ほんろう)され、リードを奪えず。持ち味である粘りのテニスは影を潜め、結果は0―4のストレート負け。初のシングルス選手権は3回戦で幕を閉じた。
4年生が引退した新チームの初陣は、1カ月後の秋季リーグ戦。「団体で優勝したことがないので、しっかり優勝したい」(笠井)。思いを一つに、チーム全体でレベルアップを図る。
[福田夏希・垣内萌恵]
試合後のコメント
本倉
――3位という結果についてどのような心境でしょうか。
「シングルスの得意な方ではないので、ベスト4に入れて満足はしてないんですけど自信になりました」
――昨年度はベスト8でした。
「去年より1個(多く)勝てて良かったんですけど、同じ相手に負けているので悔しいですね」
――サーブが決まっていた印象です。
「サーブは今日、結構調子良かったです。準決勝の前の試合まではサーブが良くて結構ポイントになっていたんですけど、準決勝はちょっとコースが甘くなったら切り返されてというのがあったので、もう少しコースを厳しいところに狙えるようにしたいです」
――新チームでの秋リーグへ意気込みをお願いします。
「やっぱり1部で結構上位には入っている状況なので、勝ち切って早稲田に挑戦したいなと思います」
笠井
――課題や直したい点は見つかりましたか。
「とりあえずサーブレシーブを入れて、バックを打てるようになりたいです」
――1、2回戦はいかがでしたか。
「勝てるペースだったので最後まで追っていけたんですけど、3回戦はダメでした」
――初めてのインカレはいかがでしたか。
「中学、高校で全国の経験があったんですけど、やっぱり初めてだったから少し緊張しました」
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