
髙橋・西永ペア、安西・宮下こペアともにベスト16進出ならず/全日本学生選手権
ベスト16進出をかけたインカレ5回戦。明大からは髙橋勅有主将(商4=国本女子)・西永りな(法4=広島修道大鈴峯女子)らが出場するも、あと一歩及ばず。両ペアともに敗れ、ベスト16入りはかなわなかった。
◆8・9~10 全日本学生選手権
(備前市総合公園テニスコート)
<女子>
髙橋・西永ペア、安西・宮下こペア――5回戦敗退
笠井・鈴木ペア、宮下真・上田ペア――4回戦敗退
西本・小谷ペア――2回戦敗退
接戦をモノにできなかった。昨年度のインカレ個人戦ではベスト8の成績を残した髙橋・西永ペア。これまでを順調に突破し、5回戦へ駒を進めたが「自分のテニスができなかった」(西永)と苦戦。ここぞの場面で決定打が決まらず、主導権を奪うことができない。それでも「気持ちだけは負けない」(西永)と相手にしぶとく食らい付き、ファイナルゲームへ持ち込む。しかし反撃もここまで。2人で臨む最後のインカレは5回戦敗退で幕を閉じた。
悔しい、その一言に尽きる試合だった。4年生としてチームをけん引してきた2人。昨年度の秋リーグでは史上最高の2位という結果に貢献するなど、主力として活躍してきた。しかしインカレ団体戦、髙橋はまさかのメンバー落ち。「出られなかった分、気持ちを個人戦にぶつけよう」(髙橋)。最後の舞台にかける思いもひとしおだった。しかし結果は奮わず。3年間組んできた西永も「結果で恩返しできなくて申し訳ない」(西永)と涙をあふれさせた。
悔しさは次代で晴らす。同じく5回戦敗退に終わった安西美由希(法3=昭和学院)・宮下こころ(営1=文化学園大杉並)ペア。「悔しい思いをした分、悔しさを忘れず自覚を持っていきたい」(安西)と、さらなる飛躍を誓った。
この敗北を糧に、次はさらに上へ。明治の挑戦は続く。
[垣内萌恵]
試合後のコメント
髙橋
――試合を振り返っていかがですか。
「ドロー的にチャンスだったのに、勝ち切れなかったのはやっぱり悔しいです」
――主将としてのこの1年間はいかがでしたか。
「今振り返ると、つらかったことよりチームとして楽しかったことの方が多くて、自分が主将としてみんなを引っ張っていけるのかとか、すごい不安な毎日だったけど、明治の主将としてやってきて良かったのかなと思います」
西永
――髙橋さんと2人で戦う最後の試合でした。
「本当に最後だったので、楽しもうって入ったんですけど、負けると悔しいし、二人らしさのテニスで終わりたかったんですけど、現実は甘くないなと思いました」
安西
――来年に向けてどうしていきたいですか。
「試合に出てるのはだいたい知ってる相手だったりするので、自分たちが悔しい思いをしたので、悔しさを忘れずにこの1年間、集中して自覚を持って引っ張っていけたらいいなと思います」
――秋リーグへの意気込みをお願いします。
「練習できる期間が1カ月くらいなので、みんなでリーグに向けて1位を狙えるように、課題をしっかり練習して、みんなで一つになって戦いたいと思います」
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