駒大に0―4で大敗 4位閉幕で課題残す/関東大学トーナメント
3位決定戦の相手は、今季一度も勝てていない駒大。前半は一進一退の攻防を繰り広げたものの、31分に先制点を許す展開に。1点ビハインドで迎えた後半は、セットプレーで3失点。0―4と無念の大敗となった。
セットプレーからの失点が目立った。前半31分、自陣PA内でボールを奪われ、先制点を決められる。1失点で迎えた後半12分、右サイドからの直接FKをヘディングで決められ、追加点を許す。前試合でもセットプレーから2失点と、2試合連続でセットプレーからの失点に「メンタルの弱さが出た」(後藤)。続く後半29分にも、相手スローインからそのままシュートを許し、後半2失点目。さらには後半アディショナルタイム1分、CKをヘディングで押し込まれ、後半3連続セットプレーからの失点となった。そのまま0―4で試合は終了し、4失点と今季最多失点で終わった今試合。「大敗ということで、情けない」(村田)。〝守備の明治〟なだけに「あってはならない数字」(岩武)と総理大臣杯へ不安が残る大会となった。
「同じミスを繰り返さない」(後藤)。総理大臣杯まで残すところ約1カ月。「メンタル面で練習を重ねるしかない」(岩武)と今大会の教訓を生かし、夏の練習で強靭なメンタルを身に付けたい。明大らしい「いい守備からいい攻撃」を取り戻し、昨年目前で逃した優勝を狙いにいく。
[佐々木崚太]
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試合後のコメント
栗田大輔監督
――駒大に今シーズン勝てていないですが。
「ここ数年負けておらず、今年に入ってから何年かぶりに負けています。それは早く修正しないといけないと思います」
岩武
――4失点の要因をお願いします。
「単純に守備が悪かったから4失点なのか、集中力がなかったから4失点したのかは、ここから詰めていかないといけないと思います」
村田
――大臣杯に向けてお願いします。
「もちろん優勝をしたいので、この夏あと一カ月あるので厳しい練習をします。先を見すぎても仕様がないので一試合一試合、目の前の相手を倒すことに集中して優勝を目指して頑張りたいです」
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