予選は快勝 優勝に向け好発進/全日本大学総合選手権・団体の部

2018.07.13

 頂点への道を歩み始めた。春季リーグ戦で優勝を果たし、今大会でも栄冠を狙う明大は予選で山口大、東北大と対戦。2試合ともにストレートで勝利し、決勝トーナメントへ駒を進めた。

◆7・1215 第88回全日本大学総合選手権・団体の部(墨田区総合体育館)

▼7・1213 予選リーグAブロック

 〇明大3―0山口大

 〇明大3―0東北大

 大舞台でも得点源の一角を担う。予選ブロック2試合目となる東北大戦に2番手として出場した出雲卓斗(政経1=遊学館)。大学入学後、関東学生新人戦でシングルス優勝、リーグ戦でも活躍し最優秀新人賞に輝いた大物ルーキーが実力を発揮した。2ゲームを連取するも、相手に主導権を握られる場面が目立ち、第3ゲームでは7-9と苦戦を強いられる。それでも焦らず、相手のスキをつくプレーで4連続得点を奪い、逆転勝利。大学で経験する初の全国大会である今試合で白星を飾った。

 本番はここからだ。予選ブロックを突破した32校が決勝トーナメントに進出。ここまで落としたゲームはわずか一つと安定感を見せている明大。勝ち進んでいくにつれ、厳しい戦いになることは必至だ。3連覇の懸かる今大会、王者の意地を見せるべく負けられない戦いが続く。

[花岡桃]