古賀が関カレ初参戦で4位 他は入賞ならず/関東学生対校選手権

2018.07.11

 関東インカレ3日目が行われた。古賀友太(商1=大牟田)が堂々の4位入賞。一方、廣瀬卓主将(理工4=北嵯峨)、大楽享平(文4=滋賀学園)、東島清純(営4=米子松蔭)ら4年生は入賞を逃した。


◆5・24~27 第97回関東学生対校選手権(相模原ギオンスタジアム)
[3日目]
▼男子1万メートルW決勝
4位 古賀 40分52秒40
12位 永原 41分53秒34
15位 大楽 43分27秒01
▼男子棒高跳決勝
13位 廣瀬 4メートル80
▼男子3000メートルSC決勝
9位 東島 9分01秒88

 内容には満足していない。一発決勝の男子1万メートルW。序盤は明大勢3人が入賞ラインに固まっていた。徐々に10人ほどに先頭集団が絞られていき大楽、永原秀人(農3=成田)は脱落。6000メートルで東洋大の池田向希、川野将虎が抜け出し集団はばらけた。古賀は髙橋和生(早大)の後に付け3位争いを繰り広げる。しかし「フォームに課題がある」という古賀は二つの警告を与えられていた。そこで確実にゴールするためペースダウン。最後は少し余力を残す形となったが目標の入賞を果たした。 
 東島は今大会に4年連続出場。少しずつ順位を上げ昨年は5位だった。しかしこの日は後半で粘れず9位。十分な練習で自信を高めていただけに「レース後は頭が真っ白になった」とショックを受けた。
 
 本日獲得したのはたった5点。主力が得点を取り切れなかった。現時点で明大は総合9点とこのままでは1部残留は厳しい。明日行われる男子ハーフマラソン、男子5000メートルでの挽回に期待したい。

[西山はる菜]

試合後のコメント
大楽
――結果を振り返っていかがですか。

 「1部残留の危機で、競歩は得点源なのに得点を多く取れなかったのは申し訳ないです」

――レースプランはどういうものを考えていましたか。
 「攻めすぎずという感じです。ただ、なかなかスタート後から体の感覚とかけ離れてしまい序盤からキツかったです」

――自身の課題は何ですか。
 「周りの期待などはあまり考えずに、自分のレースをしないといけないなと感じました」

――今後の意気込みをお願いします。
 「最終目標としては10月の高畠の50キロで明大記録を出して優勝することです。それに向けて距離を踏んでいこうと思います」

古賀
――4月の全日本競歩輪島、5月の国士大競技会からの今日までの流れはいかがでしたか。

 「輪島で失格してしまって、もう1回フォームを見直して基本に戻るというか、始めた頃のドリルとか思い出して修正していきました」

――今日のレースの収穫は何かありますか。
 「6000メートルくらいで先頭2人が飛び出してそこは付けなかったですが、スタートからゴールまでほぼ入賞ラインの集団の前あたりにいれたので、タイムだけ速い選手ではなく強い選手でありたいと考えている中でそこは良かったかなと思います」