
新人戦開幕! 東京成徳大に快勝で初戦突破/関東大学女子新人戦
初陣を大勝で飾った。1、2年生のみがエントリーできる新人戦が開幕。初戦は関東大学リーグ3部所属の東京成徳大と対戦した。開始21秒、西来実(理工1=鵬学園)の3Pシュートで口火を切ると、前半だけで51―20と大量リードを奪う。その後も徹底した守備からリードを広げ97―33で快勝。下級生だけで臨む初めての大会は好調なスタートを切った。
◆5・26~6・17 第8回関東大学女子新人戦
▼5・26 1回戦 対東京成徳大戦(立正大熊谷体育館)
○明大97 {32-10、19-10、25-5、21-8} 33東京成徳大
スターターは、PG稲葉窓華(政経2=下妻一)、SG西、SF鷹見柚香(商2=昌平)、PF清水智央(文2=東京成徳大高)、C洲崎志織(理工2=正智深谷)。
攻守にわたって相手を圧倒した。ルーキーの西が前半に3Pシュートを5本中3本沈めチームを活気づけると、後半は鷹見が躍動。「チャレンジできた」(鷹見)と、後半は得意とする3Pシュートに加え、積極的なドライブで切り込み、チームトップの18点を決めた。一方守備でもリバウンドで相手にボールを渡さず。後半は相手に13点しか与えない鉄壁のディフェンスで付け入るスキを許さなかった。「最後の方でばててしまった」(鷹見)と、体力面での課題は見つかったが、裏を返せば全力を出し切った証拠。初戦を快勝という結果で終われたことに確かな手応えを得た。
2回戦は文教大と対戦する。関東大学リーグ4部所属の格下だが、油断はできない。「初戦は勝利したが、まだまだやれる部分はあった」(渡辺徹監督)。気を引き締め、手堅く勝利をつかみ取る。
[浅野拓磨]
試合後のコメント
渡辺監督
――試合を振り返っていかがですか。
「当然勝たなくてはいけない内容でしたが、最初にしてはよくやってくれました。でも、もっともっとできます。オフェンスを思い切りやってほしいと思いました。1対1のオフェンスとか、ドライブインでシュートを入れるとか、もっと積極的にするように言いました。ついついパスを回し過ぎてしまったりする場面がありました。最後はできていましたが、最初からやってほしかったですね」
――課題は見つかりましたか。
「スタミナ面ですね。しっかり声を出してカバーし合うところをしっかりやってほしいです。ディフェンスも1対1で簡単に抜かれる場面もちょこちょこあったので、そこをしっかりやっていきたいです」
西
――今日の試合で個人的に良かったところを教えてください。
「オフェンスの部分でボールが回ってきたときにスリーを狙えたり、ドライブも何本か行けたりしたので、その部分は良かったと思います」
――次の試合への意気込みをお願いします。
「次の試合もリングに向かってアグレッシブにできたらいいなと思います」
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