終了間際に失点許し東洋大に敗戦 今季初の2連敗/関東大学1部リーグ戦

2018.07.10

 雨が降りしきる中で行われた東洋大との一戦 。昨年2戦2勝と相性のいい相手に攻め込むも0―0で前半を終える。後半はサイドを起点に何度も決定機を作り出すもノーゴール。すると、後半アディショナルタイム1分、中央カウンターからまさかの失点。0―1で敗れ、今季初の2連敗を喫した。


◆4・7~7・1 第92回関東大学1部リーグ戦(前期)(味の素フィールド西が丘他)
◆5・30 第7節対東洋大戦(東洋大朝霞グラウンド)
明大0―1東洋大◯(第7節終了順位 4位 4勝0分3敗)
《出場メンバー》
GK 長沢
DF 常本、岩武、佐藤瑶、袴田
MF 橋岡(→森下=後半27分)、安部、小野、佐藤亮
FW 小柏(→中川=後半38分)、佐藤凌(→村田=後半24分)
 

 数あるチャンスをモノにできなかった。一試合で10本のシュートを放ち試合の主導権を握った明大。佐藤亮(商3=FC東京U―18)、橋岡和樹(文4=浦和レッズユース)を起点にサイドを打開し、幾度となく決定機作り出した。しかし、肝心のゴールが決まらない。そして後半アディショナルタイム1分、中央で抜け出した相手FWにゴール右隅に流し込まれ0-1で試合は終了した。被シュート数はわずか4本。その少ないチャンスを確実に決められてしまった。「結果が全て。勝たなければ意味が無い」(長沢祐弥・政経4=藤枝東)。前節から2試合連続で無得点の明大。ゴール決め、悪い流れを断ち切りたい。

 次節は現在3位の駒大と対戦する。今年3月の東京都トーナメントで完封負けを喫した相手だ。中2日とタイトな日程だが「勝ち切る」(中川諒真・農3=浜松開誠館)と気合いは十分。一丸となって勝利をつかみ、雪辱を果たす。

[浅野拓磨]

試合後のコメント
栗田大輔監督

――試合を振り返っていかがでしたか。
 「前節の専大戦から修正されて非常にいい状態で入れたのですが、最後のフィニッシュの部分で決められていれば勝てたかなと思います」

中川
――見つかった課題を教えてください。
 「決められないのはFWの責任です。クロスやシュートの質がまだまだ低いので練習からこだわってやっていかないといけません」

――最後の5分は攻め合いでした。
 「ああいう形で失点してしまったのは練習が全てだと思います。練習でも最後甘さがありました。最後のところで打たせないように厳しくやっていかないといけません」

――次節に向けてどのような準備をしていきますか。
 「3連敗は絶対にしてはいけないと思います。連戦になって厳しい戦いになると思いますが、勝ち切ります」