ルーキー特集⑥金橋佳佑・手嶋杏丞・丸山幸輝

2018.07.07

 紫紺に新たな風を吹かせる。今年も多くの新星が明大競走部の門をたたいた。すでに大舞台を経験している選手もおり、新戦力として大きな期待がかかる。今特集は全8回に分けて23人のルーキーを紹介する。 

 6回は長距離の金橋佳佑(政経1=札幌山の手)、手嶋杏丞(情コミ1=宮﨑日大)、丸山幸輝(文1=佐久長聖)の3人です。(この取材は6月17日に行われたものです) 

 

金橋 

――明治に入学した理由をお聞かせください。 

 「同じ北海道出身の菊地賢人(平25理工卒・現コニカミノルタ)さんが明治出身で、箱根駅伝で走っている姿を見て、憧れて入学しました」 


――自身の持ち味はなんでしょうか。 

 「長い距離がけっこう得意なタイプで、後半とかきつくなったところで粘れるところだと思います」 

――チームの雰囲気はいかがですか。 

 「先輩も面白くて、明るい雰囲気なので、楽しい中で練習しています」 

――同期内の仲はどうですか。 

 「みんなとけっこうよく話すので、授業が重なっている場合とかはよく一緒に行きます。休みの日もどっかで遊びに行きますね」 

――同期内で意識している選手はいますか。 

 「鈴木(聖人・政経1=水城)とかは一番力があるので、早く追いつけるようになりたいです」 

――現状での課題はありますか。

 1月からケガをしているので、それを治して少しでも早くみんなに追い付きたいです」 

――目標をお聞かせください。 

 「5000メートルは13分台で、1万メートルでは28分台を出して、4年間で箱根で区間賞を取れるような選手になりたいです」 

 

手嶋 

――明治に入った理由をお聞かせください。 

 「先輩が明治にいて、明治の環境とか色々聞いていて、自分に合ってる環境だなと思ってです。それに今はそんなに強くないんですけど、こういうあんまり強くないチームを自分で強くしていきたいという気持ちが強かったので、明治を選びました」 

――大学に入って多くの記録会に出ていますが調子はどうでしょうか。 

 「日体大記録会の5000メートルでは、練習である程度ペースも、いいペースで走れてたので、高校よりも余裕をもって、自己ベストに近いタイムが出た感じです」 

――意識している同期はいらっしゃいますか。 

 「鈴木聖人です。全日本予選会のメンバーは、(監督から)入るかもしれないと言われてたんですけど、一回のミスで、鈴木にそこを取られてしまったのが、相当悔しさを感じます」 

――ご自身の強みはなんでしょうか。

 「そんなに落ち込まないというか、前を向いて、失敗してもそんなに落ち込まず、ポジティブなところです」 

――4年間の目標をお聞かせください。 

 「明治を強いチームにしてエースになります」 

 

丸山 

――明治を選んだ理由を教えてください。 

 「小学校のころに箱根駅伝を見ていて、鎧坂さん(哲哉・平24営卒・現旭化成)とかに憧れて入りました」 

――なぜ文学部を選んだんですか。 

 「文学部の心理社会学科に入っているんですけど、心理面から陸上につなげたいという部分があってここにしました」 

――ご自身の持ち味や長所を教えてください。 

 「走りということではなくて、練習に取り組むという面でさぼろうとしてもさぼれないというか、罪悪感に駆られるというか、真面目というのもあれなんですけど(笑)。そういうところかなと思います」 

――憧れる選手はいらっしゃいますか。 

 「やっぱり鎧坂さんや大六野さん(秀畝=平27政経卒・現旭化成)ですかね。今だと鈴木(聖人・政経1=水城)が強いので、鈴木に憧れる部分はあります」 

――意識する選手はいますか。 

 「早大にいる中谷(雄飛)です」 

――中谷選手をはじめかつてのチームメイトがライバルとなり、意識することはありますか。 

 「レースとかだと力の差を感じるので、できるだけ自分も負けたくないという気持ちで日頃の練習をしています」 

――4年間の目標をお聞かせ下さい。 

 「4年目までにしっかり明治のエースになるというのが一番の目標です」 

[綾部禎、仁科せい、垣内萌恵]