ルーキー特集④橋本大輝・大西理久
紫紺に新たな風を吹かせる。今年も多くの新星が明大競走部の門をたたいた。すでに大舞台を経験している選手もおり、新戦力として大きな期待がかかる。今特集は全8回に分けて23人のルーキーを紹介する。
第4回は長距離の橋本大輝(経営1=須磨学園)、大西理久(商1=須磨学園)の2人です。(この取材は6月16日に行われたものです)
橋本
――明大に進学した理由は何でしょうか。
「昔から箱根駅伝を走ることが目標で関東の大学に行きたいと思ったところで、縁あって明大に進学することができました」
――出身の高校はどんなチームでしたか。
「ジョグとかも結構速くて、強い選手が集まっていた学校なので必死に練習に食らいついていくことに僕は大変で、ケガとかも重なってしまってなかなか練習を積むことができなかったのですが、その中でもみんな走ってるから頑張らないとということを思えるようなチームの雰囲気でした」
――明大はどんなチームだと感じていますか。
「練習量は増えたのですが選手の自主性に任されているところもあり、疲労が溜まったなと思ったときに自分で調整したりできるのは、さすが明治っていう、強い大学の強い選手たちが積み重ねてきた中で自分でやれるというのができてきたと思うので、大学生は違うなと感じます」
――駅伝に応じた練習だとそれなりに距離も長くなりますが、それに関してどう感じていますか。
「高校の時は5000メートル中心でした。自分は今年は5000メートルを中心にして土台をつくっていくことを目標にして、学年が上がっていくにつれて徐々に距離を伸ばしていければいいかなと思っています」
――日体大記録会の結果はご自身としてはいかがでしたか。
「タイムとしては全然良くないのですが、ポイント練習に合流して1ヶ月くらいで自己ベストプラス20秒ということでレース内容を含めても良い方の出来だったのではないかと考えています。ここから試合で見つけた課題を直して今年中には14分台を目指して頑張っていきたいです」
――大学生活には慣れましたか。
「はい、慣れました」
――ご自身の強みを教えてください。
「まだ速いペースで走ることはできないのですが、同じペースで押していったりペースダウンを防ぐというような粘りの走りはできる方だと思っているのでそういうところを生かして少しずつタイムを上げてスピードを付けていって結果的にタイムが上がっていけば良いと思います」
――目標とする選手、ライバルはいますか。
「阿部弘輝(政経3=学校法人石川)さんが見てて一番憧れというかすごいなと思っています。(ライバルとして)中学生の時から意識しているのは大西理久(商1=須磨学園)くんです。中学の時は同じくらいのタイムで走れていたのに高校ではケガが重なって走れず、一気に差を付けられた部分があるのでこの大学4年間で少しでも追い付けるようにしたいなと思います」
――今年の目標は何かありますか。
「まず14分40秒台を出すことと、高校の時は1年間継続して練習できたことがないのでケガをしないということを目標にしたいと思います」
――大学4年間の目標を教えてください。
「やっぱり箱根駅伝に出走してチームに貢献して終われるようにしたいです」
大西
―― なぜ明治大学を志望したのですか。
「僕が中学校の時に箱根で上位争いをしていて、かっこいいと思ったのが理由です。勧誘とかは来なかったのですが自分で志望しました」
――高校との一番の違いはなんですか。
「高校は通いだったのですが寮生活に変わって縛りとかがなくなったので、自分で考えて行動しなければ行けないところが変わりました」
――大学の練習には慣れましたか。
「そこまで劇的に強度が高くなったりはしていないのですが、それでも距離は増えました。最初は少しキツかったですが最近は慣れてきました」
――チームの雰囲気はいかがですか。
「阿部さんとか坂口さんが引っ張ってそれにみんながついていくという感じです。悪くはないのですが、もっとBチームCチームが下から突き上げればさらに良くなると思います」
――自分のレーススタイルやアピールポイントはありますか。
「粘れる走りだと思います。夏場はあまり走れないのですが冬場だと切れないスパートなどができるので、今もあまり調子は良くないので夏合宿終わるまでは我慢して、距離を増やしていきたいと思います」
――目標を教えてください。
「卒業するまでには5000メートル13分台と1万メートル28分台を出したいと思っています。ただタイムよりは駅伝で区間賞を撮りたいです。まずば出場を目標にして区間などはその後だと思っているのですが、登りに自信があるのでいずれは山にもチャレンジしていきたいです」
――今年の目標は何ですか。
「1年目なので欲張りすぎずケガに注意して練習を積んでいきたいです。」
――今年の目標タイムはありますか。
「1万メートルで29分30秒程度は切っておきたいです」
――明治の中で憧れの選手はいらっしゃいますか。
「阿部さんですね」
――ライバル視している選手はいらっしゃいますか。
「みんながライバルですね」
――直近の大会での目標を教えてください。
「立大との対抗戦の5000メートルになると思うので、ベストとかではなくて14分30秒程度で上手くまとめて来たいと思います」
[西山はる菜、島田雄貴]
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