ルーキー特集③井上雄太郎・古賀友太・佐藤泰星

2018.07.04

 紫紺に新たな風を吹かせる。今年も多くの新星が明大競走部の門をたたいた。すでに大舞台を経験している選手もおり、新戦力として大きな期待がかかる。今特集は全8回に分けて23人のルーキーを紹介する。

 

 第3回は競歩の井上雄太郎(農1=愛知県立千種)、古賀友太(商1=大牟田)、跳躍の佐藤泰星(文1=会津)の3人です。(この取材は6月16日に行われたものです)



井上
――なぜ明大を志望したのですか。

   「古賀が入るというのは聞いていて、強くなるなら明大かと思い志望させていただきました。絞っていた訳ではなく何個か一般で入ることも考えていたのですが、声を掛けていただけたので明大を選びました」

 

――大学の練習には慣れましたか。

   「まだ慣れきっていなくて、自分のリズムを探しているところです。距離も強度も増えて体の回復が追い付かなくなってしまっているような状況です」

 

――高校との一番の違いはなんですか。

   「やっぱり寮生活ですね。ちゃんと決まった時間に起きて、練習して、学校もあって、その両立が高校以上に大変になりました。週に1回ある番の掃除だったりが大変です」

 

――自分のレーススタイルやアピールポイントはありますか。

   「最初からガンガンいくタイプでなかなか後半まで保てることはないのですが前半に突っ込んでいけるのは自分のアピールポイントだと思います」

 

――意識している選手はいらっしゃいますか。

   「自分の歩きのモデルにしているのが富士通の鈴木雄介選手なので、その人に憧れて高1の夏に競歩を始めました」

 

――目標をお聞かせください。

   「全日本インカレの表彰台、4年次のユニバーシアードの代表になることです」


古賀
――明大を選んだ理由は何ですか。

  「先に声を掛けていただいたというのも理由の一つとしてあるのですが、東洋大を倒したいというのがあったので、東洋大以外に行きたいと思っていました」
 
――明大の練習環境はいかがですか。
  「高校の時は競歩をする人が少なかったのでどうしても1人とか2人での練習が主だったのですが、大学に入ってからは結構皆さん力があって。明大は競歩が強いのでその中で競争率が上がるというか、切磋琢磨してできているところは力が伸びているなと感じます。春は競歩メインでやっていくのですが、6月後半は走っていこうと思っています。大学では競歩に重きを置くと思うのですが、走る方もやっていこうと思うのでそこは大学でも変わらないと思います。1年目からとは思っていないのですが、しっかり走る方も継続して力を付けていって三大駅伝とかも出たいと思っています」
 
――4年間の目標をお聞かせください。
  「競歩だったら国際大会に出場して入賞するのが目標ですし、駅伝であっても三大駅伝に出てチームに貢献したいというのが目標です」


佐藤
――高校の時と練習の変化はありますか。

 「高校の時はメニュー出されてそれをやるだけだったんですけど、大学に入ってから結構自由というか、メニューは出されるんですけどそれでも自由な部分は多いので、しっかりと考えてやらないといけないなということを感じました」

 

――自分から意識的に取り組んでいる部分はありますか。

 「まだ練習できるような体ではないので、筋力の強化とか脂肪を落としたりだとかをやっている感じです。走る方を多く取り入れようという風に考えてやっています」

 

――憧れの選手はいらっしゃいますか。

 「同じ福島県の山下航平さん(ANA)とか、そのお父さんの山下(訓史)先生とかですかね。指導を受けた経験があるんですけどオーラがすごかったです」

 

――目標をお聞かせください。

 「記録としては今年は15メートルが目標なんですけど、4年間の中では16メートルは跳びたいなと思います。結果としては3,4年の時の関東インカレと全日本インカレで入賞、表彰台を狙いたいと思っています」


[島田雄貴、西山はる菜、川和健太郎]