
3人が自己ベスト更新も団体は総合6位/東日本大学対抗選手権
夏の暑さが本格化する中、迎えた大会2日目。94キロ級、105キロ級、+105キロ級で4人の選手が出場。3人の選手が自己ベスト記録を更新するなど健闘を見せるも、団体は総合6位に終わった。
◆7・1 第46回東日本大学対抗選手権(スポーツ総合センター)
▼94キロ級
中村 4位(S135 J151 T286)
河村 7位(S120 J149 T269)
▼105キロ級
村上 8位(S132 J150 T282)
▼+105キロ級
古山 5位(S130 J 172 T302)
※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル
本調子で試合に挑めなかった。今シーズンからチーム全体がケガに悩まされており、今大会も北出光茂(政経3=ルネサンス大阪)や錦織亮(政経4=米子工)などチームの主力選手が欠場。後半戦となる大会2日目には94キロ級の中村響(政経2=愛工大名電)が4位に入るなど健闘を見せるも、4人で計38得点と思うように点数を伸ばせず。総合6位と悔しさが残った。
結果には結びつかなかったものの、それぞれ確実な成果もあった。2日目に出場した4人のうち3人の選手が自己ベストを更新。また、2大会連続記録なしと不調が続いた河村紀毅(営3=滑川)も5本成功を収め、復調の兆しを見せた。多くの選手が棄権及び記録なしに終わった4月の全日本学生選手権と比べ、チームの総合的な成長がはっきりと見られた。
「去年と比べるとポイントゲッターがいない。今年は一人一人が自分の役割を全うしないと、去年以上の結果は残せない」(佐藤右規主将・政経4=宇佐)。チーム全体のレベルアップが必要不可欠となってくる。12月の全日本大学対抗選手権で満足のいく結果が残すためにも、チームの鍛錬は続く。
[内田朝]
試合後のコメント
本多達雄監督
――今回の大会を振り返っていかがでしたか。
「予定していたメンバーの連中がケガしてしまって出られていないので、自分のベストを出してその結果良い成績を出せればいいなということで戦ってきたのでまずまずの結果だったのではないかと思います」
古山翔太(政経3=金足農)
――好調の原因についてはいかがですか。
「今まで走り込みとかダッシュとかそういう練習はしてこなかったのですがこの3週間くらい瞬発力をつけるためにそういうダッシュとか階段ダッシュとか走るトレーニングをしたら瞬発力とかパワー系がついたと思います」
中村
――今後に向けて何か目標はありますか。
「東日本の新人戦で、スナッチで大会記録が出せるように頑張りたいと思います」
河村
――今年の目標は何ですか。
「中田先輩と一緒に日本インカレに出たいので、しっかり出て貢献できるようにしたいなと思います」
村上堅信(政経1=滑川)
――4月の全日本学生選手権と比べて良い結果を残せたと思います。
「大学に入ってからスランプに入ってしまって、記録が落ちてしまいました。スナッチでは自己ベストを出せたのが良かったのではないかと思います」
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