
東京国際大と3-3 暫定3位でリーグ戦を折り返す/関東大学1部リーグ戦
勝ち切れなかった。2位で迎えた最終節、降格圏内の東京国際大と対戦。前半を1―2で折り返すも、後半の中盤にスコアをひっくり返す。しかし、間もなく追い付かれ、3-3の引き分け。リーグ戦を暫定3位で折り返した。
◆4・7~7・1 第92回関東大学1部リーグ戦(前期)(味の素フィールド西が丘他)
▼6・30 第11節対東京国際大戦(味の素フィールド西が丘)
明大3―3東京国際大 (第11節暫定順位 3位 5勝3分3敗)
[得点者]
前半28分 村田
後半22分 袴田
後半26分 小柏
《出場メンバー》
GK 長沢
DF 常本(→橋岡=後半22分)、岩武、上夷、袴田
MF 渡辺(→森下=後半22分)、小野、安部、佐藤亮
FW 村田、小柏(→河辺=後半26分)
今シーズン最多の3失点となった。そのうち2失点はセットプレーから。フリーキックを直接決められ、先制点を献上。後半31分にも「自分たちの甘さが出た」(FW小柏剛・商2=大宮アルディージャユース)。コーナーキックから同点ゴールを許す。「もったいない失点が多かった」(池上礼一コーチ)。自陣での不用意なファールや、連携ミスが響き、勝利を逃した。
攻撃で粘りを見せた。前半序盤、ペースを握りながらも、先に失点。それでも「このチームは先制されても絶対に追い付ける」(DF袴田裕太郎・法4=浜松開誠館)。前半28分、GKがはじいたこぼれ球をFW村田航一(法4=日章学園)が確実に決め、同点とする。その後勝ち越されるも、袴田のヘディングシュート、小柏のゴール右隅への鮮やかなシュートが決まり、一度は逆転に成功。DF岩武克弥主将(大分トリニータU-18)は「1回、逆転できたことが収穫」と、前を向いた。
気持ちを切り替える。2週間後には、アミノバイタルカップが控えている。直近2試合で8点を奪った得点力と、今大会最少失点の守備力を持つ明大。「もちろん優勝したい」(村田)。一戦一戦勝ち星を挙げ、狙うは頂点だ。
[佐々木崚太]
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試合後のコメント
池上コーチ
――この試合の結果をどのように受け止めていますか。
「前期の最終節ということや、上位に食い込むということなど考えると、勝ち切りたかったです」
岩武
――この試合の結果をどのように受け止めていますか。
「1回、逆転できているのは大きいことです。でも、勝ちきれなかったことが課題です」
――今後の意気込みをお願いします。
「アミノバイタルカップ、総理大臣杯に向けて、もう一度チームで一つになりたいです」
袴田
――この試合の結果をどのように受け止めていますか。
「前期の最終節というのもあって、勝利が求められていました。3失点もして不甲斐ない試合だったと思います」
村田
――前期リーグの振り返りをお願いします。
「1位で折り返すのが理想でしたが、毎試合修正しながら、全力でやってきた一つの結果です。今の順位をしっかり受け止めて、改善できるところは改善します。そして、ポジティブな気持ちでアミノバイタルカップに臨みたいです」
小柏
――今日は集中応援日でした。
「すごく迫力のある応援で勢いが付きました。背中を押してくれて、感謝しています」
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