金子、土橋がグレコ3位 初日は悔しさ残る結果/東日本学生春季新人選手権

2018.06.27

 1、2年生が東日本の頂点を争う今大会。初日はグレコローマンスタイルの試合が行われた。結果は77キロ級の金子泰士(営2=館林)、87キロ級の土橋雄太(法2=秋田商)が3位入賞。金子は優勝も狙えただけに、悔しい結果となった。

 

◆6・2729  東日本学生春季新人選手権(駒沢体育館) 

[グレコローマンスタイル] 

55キロ級

加藤――2回戦敗退

庄司――1回戦敗退

▼67キロ級

岩崎――1回戦敗退 

▼72キロ級

佐々木延――1回戦敗退

77キロ級

金子――3

87キロ級

土橋――3位 

▼97キロ級

道免――2回戦敗退

 流れを呼ぶことはできなかった。77キロ級で出場した金子は初戦、2回戦と順調に勝ち進む。周囲からの「優勝あるぞ」の声も背に、意気込んで準決勝に臨んだ。しかし「足元をすくわれた」(金子)とことごとくカウンターを食らい、無得点のままテクニカルフォールまであと1点と追い詰められた。第2ピリオドで4点を奪い差を縮めるも、ダメ押しのローリングで2点を献上。6―10で決勝進出を取りこぼした。

 負けたくない相手だった。2回戦を難なく勝ち上がった土橋。準決勝は高校の後輩・山田修太郎(山梨学大)との対戦となった。4月のJOC杯でも優勝を飾った強敵を前に「自分の良いところが出せなかった」(土橋)。パッシーブを取られパーテレポジションから相手に得点を許す。その後も相手のペースを変えることはできず。最後は4点の投げ技を決められ、テクニカルフォールで敗戦した。

  

 結果に満足はしていない。2日目はフリースタイルが行われる。昨年度、土橋は同スタイルで3位入賞。「本来の力を出して勝ち進みたい」(土橋)。1年間の成長を見せつける。

 

[福田夏希]

試合後のコメント 

金子

――今日の試合の振り返りをお願いします。

 「今日は組み合わせが良くて勝てそうだなと思って、決勝まで行くつもりだったのですが力不足でした。本当に恥ずかしい試合をしてしまいました」

  

――明日のフリースタイルに向けて意気込みをお願いします。 

 「グレコは悔しい形で終わってしまったので、フリースタイルはリベンジで結果を残せるように頑張りたいです」

 

土橋 

――高校時代の後輩と対戦することについて心境はいかがでしたか。

 「わくわくしました。2年ぶりの試合だったので。負けたくないってプライドもあったんですけど、あっさり負けてしまいました」

  

――明日のフリースタイルに向けて意気込みをお願いします。

 「初戦は気を抜かずに突破して、2回戦はJOC杯で負けた相手にリベンジするので自分本来の実力を出して勝ち進みたいです」