
明治から6名が出場 2年連続で対抗戦選抜チームが勝利/関東大学オールスターゲーム
今年度で6回目を迎えた関東大学オールスターゲーム。明治からは安昌豪(営3=大阪朝鮮)、武井日向(商3=国学院栃木)、井上遼(政経4=報徳学園)、朝長駿(農4=長崎北陽台)、福田健太(法4=茗溪学園)、山村知也(営3=報徳学園)の6名が選出された。前半は外国人選手のフィジカルに圧倒されるが、後半一気に突き放し66―24で快勝。昨年度に引き続き対抗戦選抜が勝利を挙げた。
◆6・24(秩父宮ラグビー場)関東大学オールスターゲーム
○対抗戦選抜66{24―19、32―5}24リーグ戦選抜
前半はシーソーゲームとなった。試合開始直後、連続パスをインターセプトされ先制トライを許す。しかし前半7分、ゴール前で福田のフラットパスに井上がトップスピードで合わせると、そのまま相手ディフェンスの間を突破しトライ。すぐさま試合を振り出しに戻す。その後相手の外国人選手のプレッシャーに苦戦を強いられるも何とか耐え抜き、前半を24―19で折り返す。
後半に入ると、連係プレーがさく裂。アタックのバリエーションも増え、ついに均衡が破れる。後半22分、ゴール前でFWがフェーズを重ねると、再び井上がゴールポスト中央にグラウンディング。貴重な追加点を決めると、そこから対抗戦選抜が一挙4連続トライを決める。最終スコアを66―24とし、見事白星を飾った。
紫紺の存在感が大きく目立った。対抗戦選抜のキャプテンとしてチームを率いた福田は司令塔として安定した試合運びを演出。2トライを挙げた井上を含むFW陣も攻守で体を張り、チームに大きく貢献した。「明治でやっていることと変わりはない」(井上)。春季大会王者のスタンダードの高さを示した一戦となった。
[高智琉大朗]
試合後のコメント
福田
――対抗戦選抜のキャプテンとして心がけたことは何でしょうか。
「即席チームだったので、しっかりコミュニケーションを取って、シンプルに80分間楽しもうと頑張りました。対抗戦の強さを見せつけられたと思います」
井上
――チームの雰囲気はいかがでしたか。
「各チームのトップ選手が集まっているので、良い緊張感を持ってできたと思います。自分の強みであるボールキャリーの部分を意識してやりました」
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