
明学大、北翔大に快勝 ベスト8進出/東日本選手権
東日本インカレ2日目、格下の明学大、北翔大ともにストレート勝ち。控え選手も多く試合に出場するなど、充実の内容で準々決勝に駒を進めた。
◆6・21~24 東日本大学選手権(墨田区総合体育館他)
▼6・22 明学大・北翔大戦(流山市民総合体育館)
◯明大3{25―9、25―16、25―20}0明学大
◯明大3{25―17、25―13、25―18}0北翔大
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
WS鎌田佳朗(法3=東亜学園)、MB松田海飛(文2=愛工大名電)、OP池田颯太(営2=松本国際)、WS小松一哉(政経3=雄物川)、MB三輪大将(政経1=高川学園)、S上林直澄(法2=東亜学園)、Li小川智大主将(政経4=川崎橘)
力の差を見せつけた。ダブルヘッダーとなった東日本インカレ2日目は格下・明学大、北翔大との対戦。「自分たちのミスを出さないように」(鈴木康時監督)と、格下相手にも気を緩めることなく試合に臨んだ。その言葉通りか、明学大戦は序盤から猛攻を仕掛ける。失点することなく相手にタイムアウトを取らせるなど、圧倒的な力を見せつけた。北翔大戦でも相手を寄せ付けることなくストレート勝ち。「試合でしかない感覚をつかめた」(小川)と、明日の準々決勝に向けて充実した内容となった。
ベスト4、決勝進出を懸けた戦いが始まる。明日の準々決勝では筑波大と対戦。筑波大は春季関東1部リーグ2位に輝くなど、これまでとは違った格上の相手となる。それでも「自信はある」(鈴木監督)。春季リーグ戦ではフルセットまでもつれ込むなど、勝機は十分にある。小川を中心とした守りのバレーで、2年連続ベスト8止まりと苦しんでいる壁を突破する。
[大西健太]
試合後のコメント
鈴木監督
――本日の試合を振り返っていかがですか。
「まだまだ格下のような相手だったので、基本的には自分たちのミスを出さないようにということで試合に臨みました」
――Bチームを起用される予定はありましたか。
「できれば多く経験を積ませたいので、やれるときはやれるだけという形でした。1セットぐらいは落としてもいいと思っていましたけれど、さすがに落とさずに取ってきてくれたので良かったです」
――筑波大戦のポイントになる点はありますか。
「うちが崩されないようにすることです。春はフルセットで競り負けてしまいましたけれど、うちが崩されなければいい勝負ができると思っています」
小川
――本日の試合を振り返ってみていかがですか。
「まずはいろいろな選手が出られたことは良かったですし、Aチームの雰囲気も上がってきているので、明日に向けていい試合ができたと思います」
――筑波大戦に向けての課題はありますか。
「筑波大というよりは東日本に向けて行ってきたブロックやサーブがあるので、それを出し切ることができれば勝てると思うので、やってきたことをやりたいです」
――筑波大戦のポイントはどのようなところでしょうか。
「今年度はセンター線がとても良いので、エース・池田の調子が良くても悪くても他でカバーできていますけれど、明日は池田が踏ん張れるか踏ん張れないかだと思います」
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