早大に快勝でリーグ7位 入替戦へ視界良好/関東学生1部リーグ戦

2018.06.17

 今季3勝目を勝ち取った。慶大との順位決定戦に敗れ、迎えた早大との7位決定戦。第2ピリオドを5―3とリードし折り返す。続く第3、第4ピリオドも相手にリードを許すことなく次々と得点を決め、最終スコア11―8で勝利を収めた。

 

◆5・19~6・24  関東学生1部リーグ戦

▼6・17  順位決定戦 対早大戦(慶大日吉プール)

 ◯明大11{2―2、3―1、2―2、4―3}8早大

 激しい点取り合戦が繰り広げられた。第1ピリオド3分に増田隆広(商2=明大中野)が先制得点を挙げるものの、互いに譲らずシーソーゲームに。試合が動いたのは第2ピリオド7分。カウンターから一気に敵陣深くまで進み、ゴール前で増田からパスを受けた神佑樹(農3=明大中野)が強烈なシュート。連続得点で2点差をつけ前半を折り返す。


 鬼門の後半で真価を発揮した。これまでの試合では後半に攻め切れず、点差を広げられる展開が多く見られた。今回も第4ピリオドに真板晃生(早大)の連続得点で追い上げられる。しかし、先日までの反省を生かし「切り替えて臨むことができた」(今村大知・商1=明大中野)とすぐさま相手の流れをシャットアウト。6分にはフリーになっていた増田に自陣からパスが渡り、そのままゴール。最終スコア11―8と2ケタ得点で勝利を呼び込んでみせた。

 残すは最後の大一番だ。今季リーグ戦は熊谷郁(営1=明大中野)ら新戦力の台頭も目まぐるしく、着実に力を付けている。明大は1部リーグ戦を7位で終え、2部リーグ2位の成蹊大との対戦が決定。「絶対に勝たなきゃいけない」(熊谷)。負けられない一戦にチーム一丸となって挑む。

[清水康佑]

試合後のコメント

明石将裕監督

――今年度、3勝できた要因は何でしょうか。

 「ルーキーの力も大きいですが、チームとしてやるべきことの徹底、統一ができた試合は勝てたと思います。来年はこの3勝以上に頑張っていかなければと思います」

増田

――今日の試合の振り返りをお願いします。

 「7位でリーグ戦を終えることができました。まだ入替戦が残っていますが今日は勝ててうれしいです。悪かったところは後半に行くにつれて泳ぎ切れなくなってしまい、攻め手がなくなってしまった部分です」

今村

――昨日の敗戦から切り替えることはできましたか。 

 「勝つか勝たないかで大きく影響してくる試合でした。昨日は悔しかったですけど、今日はしっかりと切り替えて臨むことができました」

熊谷

――7位という結果についていかがでしょうか。

 「5位決定戦にも昨日勝っていればいけたのでそこはすごく悔しいです。来年はもっと上、ベスト4以上に入れるように頑張っていきたいです」

――来週の入替戦への意気込みをお願いします。

 「絶対に勝たないといけない試合なのでしっかりと準備をして頑張りたいと思います」