慶大に12―8で勝利! 2連勝で順位決定戦へ/関東学生1部リーグ戦

2018.06.09

 ライバル・慶大との1次リーグ最終戦。開始早々、両者互角のせめぎ合いを見せる。第2ピリオドで逆転し流れを引き寄せると、第3ピリオドには4得点し相手を引き離した。最終ピリオドには3失点を許すも点差を守り切り、リーグ2連勝を決めた。

◆5・19~6・24  関東学生1部リーグ戦

▼6・9  対慶大戦(早大所沢プール)

  〇明大12{2―3、3―1、4―1、3―3}8慶大

  1点ビハインドで迎えた第2ピリオド。開始すぐに、相手GKが前に出ているスキをついて五味原魁(政経1=明大中野)センターライン付近からシュート。同点に追いつくと、続けて増田隆広(商2=明大中野)が4点目を決め、逆転に成功する。その後、失点を最小限に抑えながら確実に点を重ね、終わってみれば12―8で快勝。チームの成長を見せつけた。

 守って泳いで攻める。基本が的確に機能したチームは強かった。前回の試合で挙がったDFの課題をこの1週間で修正。GK今村大和(商1=明大中野)の好セーブと合わさり、第2、第3ピリオド共に1失点に抑えた。また、パワープレーやカウンターを生かしたシュートも多く決まり、攻守ともに理想に近い形で試合を終えた。

 一方、後半には2人の選手がパーソナルファウルを3回取られ永久退水に。「細かいところがまだまだ」(明石将裕監督)。より上を目指すため、今後さらなる成長が求められる。

 1次リーグを終え、23日からは順位決定戦が行われる。次戦の慶大戦で勝利すると、15年ぶりの1部リーグ6位以上が確定する。2連勝の勢いそのままに、勝利をもぎ取ってみせる。

[高野夕]

試合後のコメント

明石監督

――2連勝を収めましたがお気持ちを教えてください。

 「勝てたのはうれしいですし、去年よりはワンランク上にいけたと思うので良かったです」

 

――1次リーグを振り返っていかがでしょうか。

    「実際は勝てていたという試合もあって、それを取れていればベスト4にも入れたかなと思うんですが、それはそれで結果としてしょうがないので、去年と比較して一歩でも進めたので良かったかと思います」

 ――順位決定戦に向けて意気込みをお願いします。

 「6位以上で終えるという目標を達成するために、一試合一試合に集中してやっていきたいと思います」