
35点差つけられ拓大に完敗 ベスト16で散る/関東大学新人戦
大敗を喫した。新人戦3回戦の相手はスター選手を多く有する拓大。チームの得意とするアーリーオフェンスを仕掛けるも、拓大の技術の高さに阻まれた。前半からじわじわ差を広げられ57-92で敗北。力の差を痛感させられた。
◆5・26~6・10 第58回関東大学新人戦(大田区総合体育館他)
▼6・6 3回戦 対拓大戦(大田区総合体育館)
明大57{17―22、14―21、9―23、17―26}92拓大○
スターターは、PG塚本舞生(政経1=明成)、SG渡辺翔太主将(政経2=宇都宮工)、SF常田耕平(政経1=正智深谷)、PF富田一成(法2=藤枝明誠)、C溝口月斗(国際1=東海大札幌)。
終始主導権を握ることができなかった。新人戦3回戦は、昨年度の1部リーグ得点ランキング1位のゲイドゥドゥと同ランキング日本人2位の岡田侑大を擁する拓大に挑んだ。序盤から主将である渡辺を中心とした早い展開で攻める。しかし「ブロックを気にして自分のシュートを打てなかった」(渡辺)と、ミドルシュートが絶不調。さらに、リバウンドを奪われ続け、12点ビハインドで前半を折り返す。後半ではオフェンスでのミスが増え始め、第3クオーターで獲得したのはわずか9得点。そのまま流れを奪うことができず57―92と大差で敗れた。
結果以上のものを手に入れた。1、2年生のみで構成されたチームだからこそできたこともある。「自分たちはエースがいなかったので、それが逆にチームプレイにつながった」と富田。チームのブレーンとして試合を組み立てた塚本も「一人一人やらなきゃいけない仕事が明確になった」と成長のヒントを得た様子。「みんなでレベルアップしていきたい」(常田)と他のルーキーたちも前を向いている。今大会の経験を糧に1、2年生が明大をより強くする。
[田北俊介]
試合後のコメント
濱西康一監督
――今大会を振り返って一言お願いします。
「いいものを見せてもらいました。今日出ていた選手の中からも主力を務める選手が出てきてほしいです」
渡辺
――試合を振り返っていかがですか。
「リバウンドを取られ過ぎてしまったのが反省点です」
――今大会を振り返っていかがですか。
「初戦もギリギリで勝って、拓大と戦って大敗となってしまい、かなり悔しいです。これから切磋琢磨(せっさたくま)して、チーム全体としてレベルを上げたいと思います」
常田
――シュートの決定率が悪かったことについてどう感じますか。
「やっているバスケはきれいでオープンで打てていたんですけど、それが決まらないのは試合慣れしていなかった部分だったかなと思います」
――成長を感じた点はありますか。
「岡田選手とマッチアップしてみて、上には上がいると感じました。でも、守り切れない選手ではなかったなと感じました」
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