
駒大に2ー2の痛み分け 終了間際に同点許す/関東大学1部リーグ戦
終了間際で辛酸をなめた。2連敗で迎えた第8節は、駒大との上位対決。試合を優位に進め後半45分まで2―0とリードする。しかし、試合終了間際に2失点。無念の引き分けとなった。
◆4・7~7・1 第92回関東大学1部リーグ戦(前期)(味の素フィールド西が丘他)
▼6・2 第8節対専大戦(保土ヶ谷公園サッカー場)
明大2―2駒大 (第8節暫定順位 4位 4勝1分3敗)
[得点者]
前半45分 村田
後半2分 小柏
《出場メンバー》
GK 長沢
DF 常本(→中村帆=後半41分)、岩武、佐藤瑶、袴田
MF 渡辺(→河辺=後半25分)、小野、安部、佐藤亮(→小野寺=後半25分)
FW 小柏、村田
リズムの良い攻撃を展開した。前半終了間際、コーナーキックのこぼれ球を村田航一(法4=日章学園)が押し込み先制する。続く後半2分に右サイドの渡辺悠雅(営4=横河武蔵野FC)のクロスを村田がシュート。ポストに阻まれるも小柏剛(商2=大宮アルディージャユース)が詰めて、見事に今季初ゴールを決めた。「練習から非常に良い」と、栗田大輔監督からも太鼓判を押される活躍を見せた小柏。素早い裏への抜け出しが攻撃の起点となった。
勝利を逃した。前半から小野雅史(政経4=大宮アルディージャユース)、安部柊斗(政経3=FC東京U―18)を起点にポゼッションを展開する。駒大攻撃陣にうまく対応し、後半45分までリードを守り続けた。しかし、後半アディショナルタイムに2失点。「スキや甘さがあった」(DF岩武克弥・政経4=大分トリニータU―18)と、勝ち点3を獲得できず悔しさをにじませた。
攻撃陣が勢い付いている。「このゴールを弾みにしたい」(小柏)。次節の相手はリーグ総得点数トップの順大。混戦を勝ち抜くためにも、ゴールで勝ち点をつかみ取る。
[高井正明]
試合後のコメント
栗田監督
――前半に得点を決めました。
「とにかく前から自分たちのサッカーを貫いていこうとやっていました。途中までは非常にいいゲームになったと思います。もう少し落ち着いてボールを受けたりとか、自分たちのサッカーをもっと貫いてほしかったです」
岩武
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「まず勝ちたかったです。何が足りなかったかをしっかり考えないといけないです。前の試合もロスタイムでやられているので、そこで詰めの甘さを見直していきたいです」
小柏
――得点シーンを振り返っていかがでしたか。
「村田さんがいい形でシュートを打って、詰めのところを狙えました。これからも狙っていきたいですし、このゴールを弾みに、順大戦でも決めたいです」
村田
――次戦に向けて一言お願いします。
「切り替えて一戦一戦勝ちに向かってやるだけです。今回、終盤追いつかれ引き分けという悔しい結果でした。反省するべきところはして、良かったところはまたプラスに考えて、ポジティブにやっていきたいと思います」
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