
高いオフェンス力で文教大を撃破 3回戦へ駒を進める /関東大学女子新人戦
より勢いを増している。2回戦は4部リーグ所属の文教大との対戦。第2クオーター(Q)からアウトサイドシュートを軸に相手を突き放す。その後、内外両方で得点を重ね92―48で快勝。確かな攻撃力を確立しつつある。
◆5・26~6・17 第8回関東大学女子新人戦
▼6・2 2回戦 対文教大戦(共栄大体育館)
○明大92 {19-12、25-12、23-10、25-14} 48文教大
スターターは、G稲葉窓華(政経2=下妻一)、G西来実(理工1=鵬学園)、F鷹見柚香(商2=昌平)、F清水智央(文2=東京成徳大高)、C洲崎志織(理工2=正智深谷)。
順調に3回戦に駒を進めた。序盤、シュートが決まらず思ったように点差を広げることができなかった。しかし、「後半調整したいと思っていた」と徐々に調子を上げた鷹見のアウトサイドシュートをきっかけに大量得点を獲得。第2クオーター(Q)で20点差をつけて、一気に突き放す。後半も、ディフェンスでプレッシャーをかけ続け失点を抑えた。結果、92―48で快勝。3回戦の桜美林大戦に臨む。
オフェンス力を見せつけた。それぞれ3本の3Pシュートを決めた鷹見と吉田南(経営2=三沢商業)の活躍で相手ディフェンスの注意をアウトサイドに集める。すると「攻めやすかった」とCの洲崎にボールが集まり、インサイドでも得点を重ねた。結果、鷹見と洲崎合計で59得点。全体の三分の二近くの点数を挙げた。さらに、強固なディフェンスから相手にタフショットを強制。こぼれ球のリバウンドからの速攻で益々得点を積み重ねた。多彩な攻撃で相手を突き放した。
少数精鋭で勝ち上がる。新人戦の登録メンバーは6名のみ。「誰かケガをしたら後がなくなるのでプレッシャーはある」(洲崎)。交代要員も一人しかおらず、スタミナも懸念しなければならない。しかし「疲れはあるが走り負けたくない」(洲崎)。ケアを怠らず、確かな攻撃力を武器にトーナメントを勝ち進む。
[田北俊介]
試合後のコメント
渡辺徹監督
――試合を振り返っていかがでしたか。
「今日も何度か出てたけど、速攻はもっと出せるなという感じですね」
――次の試合の意気込みを教えてください。
「しっかりディフェンスして走って、100点ゲームやりたいなと思います」
洲崎
――アウトサイドのシュートを決めてくれたことでインサイドは攻めやすかったですか。
「そうですね。私が寄られた時に外に出すと決めてくれるしすごく楽でした。攻めやすかったです」
――交代が少ないことへの不安はありますか。
「今日も最後にハナ(稲葉)が足をつってしまいました。誰かがケガをすると後がない状況なのでプレッシャーはあります」
鷹見
――試合を振り返っていかがでしたか。
「リバウンド行けなかったり、速攻で走れなかったり体力面での課題が見えた試合だったと思います」
――ディフェンスの調子が良かったと思います。
「カバーはうまくいっていたと思います。その後のリバウンドが取れなくて、セカンドチャンスを与えてしまったのが反省点かなって思います」
――交代要員不足に心配はありますか。
「めっちゃ不安です。とにかく気持ちで体を動かすようにしたいと思います」
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