河村、平賀、藤森がそろって7位入賞も1部残留へは暗雲/関東学生対校選手権

2018.05.25
 強風吹き荒れる中行われた大会2日目。河村一輝(政経3=大垣日大)、平賀健太郎(営1=洛南)、藤森菜那(情コミ3=浜松市立)が7位入賞を果たした。平賀はハイハードルでの大会は2戦目だったが、予選、準決勝ともに「得意」と語る向かい風を味方に付けて突破。ルーキーながら決勝に駒を進めた。決勝はスタート位置を変更したことで追い風になった分「歩幅を合わせられなかった」(平賀)と力を出し切れず悔しさの残る結果に。それでも世界ジュニア選手権の選考レースである日本学生個人選手権へ向けていい流れをつくった。
 一方、昨年も入賞を果たしていた河村と藤森はともに昨年より順位を落とす結果に。特に昨年2位だった河村は調整の遅れもあり大きく順位を落とした。「日本選手権では昨年以上の結果を出す」(河村)と大舞台へこの敗戦を無駄にはしない。

 ここまで4得点にとどまっており、1部残留に黄色信号がともっている。明日は例年得点源となっている1万メートルWや、ともに2年連続で入賞している廣瀬卓主将(理工4=北嵯峨)の棒高跳、東島清純(営4=米子松蔭)の3000メートルSCが行われる。一つでも多く得点を積み重ねて、1部残留へつなげたい。

[加藤真人]

試合後のコメント
河村
――今日のレースはいかがでしたか。

 「まだ調子を上げ切れていない状況でのレースだったので、最低限の入賞だったと思います。ただ、こういう結果になると予想していたとはいえ悔しいです」

――今後の予定をお聞かせください。
 「日本選手権を大きな目標としているので、そこでしっかり結果を出したいと思います」

平賀
――大会の感想をお聞かせください。

 「向かい風が得意なので予選、準決勝と吹いてくれたのでラッキーでした。決勝はスピードが上がった分力んでしまって結果が出せませんでした」

――今後へ向けての思いをお聞かせください。
 「まずは学生個人選手権で自己ベストを更新して優勝したいです」

佐久間秀徳(商1=国学院久我山)
――大会の感想をお聞かせください。

 「決勝までいけたのでいい経験になりました。ただ、決勝では自分の思っていた通りのレースができなかったので来年リベンジしたいです」