
王者・日体大に健闘見せるもコールド負け/関東学生1部リーグ戦
リーグ2戦目の相手は絶対王者・日体大。素早いパス回しや、手堅いディフェンスに苦しめられた。GK今村大和(商1=明大中野)の好セーブや、パワープレーを生かしたシュートで食らいつくも、第3ピリオドで6連続失点を喫し、試合終了。無念のコールドゲームで敗れた。
敗戦の中にも手応えを得た。第1ピリオド序盤、相手のペースを断ち切ったのは今村。体を張ったプレーで3連続セーブを見せると、その後も相手のパワープレー中や、ペナルティースローでのゴールを死守。新たな守りの要として存在感を示した。攻撃陣では、増田隆広(商2=明大中野)と熊谷郁(営1=明大中野)がそろって2得点。熊谷は大学公式試合での初ゴールであり、チームにとっても今試合初得点に。「無我夢中に入れという気持ちで打った」(熊谷)。積極的なプレーでチームに勢いを与えた。
「やってきたことは、ずれてはいない」(明石将裕監督)。シュートの精度や、第3ピリオドでの対応など、まだまだ課題は山積みだ。しかし、監督の言葉やスコアには確かな成長が表れている。次戦の相手は専大。新チームでのリーグ初勝利を目指し、チームは前を向いている。
[仁科せい]
試合後のコメント
明石監督
――日体大戦にどういった心持ちで臨まれましたか。
「日本で一番強いチームなので『チャレンジャーとして普段やっていることがどこまで通じるかをやってみなさい』と伝えました」
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「実際に通用する部分もありましたし、改善しなきゃいけない部分もたくさんあります。やってきたことは大幅にずれてはいないと思いますが、もうちょっとシュートの精度を高めなければいけないかなと思いました」
増田
――次戦に向けて抱負をお願いします。
「自分たちのやれること、カウンターをして、それを決め切るという形を実行できればと思います」
今村
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「相手がすごく格上だったこともあり、決められてもしょうがないシュートも何本かあるかなと思っていました。リラックスした状態で大事なところを何本か止められたので良かったと思っています」
熊谷
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「カウンターアタックがうまくいったと思います。しかし、昨日と同様にシュートミスが多かったので、それを改善できたら今後の学生リーグも良いところまでいけると思います」
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