
(女子)大矢2位、井上3位でスタートダッシュを決める/関東学生選手権
(女子)大矢2位、井上3位でスタートダッシュを決める/関東学生選手権
新体制での滑り出しは好調だ。2位に大矢里佳(商2=中京大中京)、次いで3位に井上千尋(商1=椙山女学園)とそろって入賞。参加人数の多い7・8級女子での好成績に、明大女子フィギュアの黄金世代到来を予感させた。
悔いの残る2位となった。目立ったミスはなく滑り切ったように見えたが「小さいミスをたくさんしてしまった」(大矢)。ステップやスピン、回転数の取りこぼしが重なり、実力を出し切れないまま初戦を終えた。それでも「昨シーズンよりはジャンプははまっている」。大矢の武器である高さのあるジャンプをさらに磨き、唯一無二のものにする。
強力なルーキーが後を追う。大学での初戦とあって緊張していたという井上。しかし演技前の和気あいあいとしたチームメートからの応援のおかげで「始まってからは楽しく滑れた」(井上)。堂々としたスケーティングで会場を魅了し、鮮烈なデビューを飾った。
課題も見つかる試合となった今大会。シーズン開幕まであと4カ月。どこまでレベルを上げられるかに注目が集まる。
[上代梨加]
試合後のコメント
大矢
――2位の好成績でした。振り返っていかがですか。
「全体的にはミスをしたようには見えなかったかもしれないですが、小さいミスをたくさんしてしまいました。レベルの取りこぼしや、回転不足があったりしたので、反省点はたくさんあるなと思った試合でした。スピンは二つもレベル2だったのと、ステップが何個か点をもらえる振り付けがあったのに、少し体を大きく使わないといけなかったところができなかったりして、加点もなかったです。ジャンプは最近の練習ではうまくはまっている部分があったので自信はありましたが、2個目のトリプルループが回転不足になってしまったのが、少し悔しいです」
――新しいプログラムになりました。
「先生がこれ(映画『The Greatest Showman』の劇中歌『Never Enough』)をいいんじゃないと言ってくれました。聞いた時にこれがいいなとパァーっと感じるものがあって、この曲で滑れたらいいなと思いました。この映画を3回見ました(笑)。めちゃめちゃいい曲です」
「先生がこれ(映画『The Greatest Showman』の劇中歌『Never Enough』)をいいんじゃないと言ってくれました。聞いた時にこれがいいなとパァーっと感じるものがあって、この曲で滑れたらいいなと思いました。この映画を3回見ました(笑)。めちゃめちゃいい曲です」
――衣装も映画をモチーフにされたのでしょうか。
「映画の衣装をまねしました。服っぽくならないようにコスチュームっぽく作っていただきました。衣装は今週の月曜日に届きました。でも前よりは全然大丈夫です(笑)。(昨年は直前に届くハプニングがありました)」
「映画の衣装をまねしました。服っぽくならないようにコスチュームっぽく作っていただきました。衣装は今週の月曜日に届きました。でも前よりは全然大丈夫です(笑)。(昨年は直前に届くハプニングがありました)」
――今季の意気込みをお願いします。
「細かい部分を直して、きれいな滑りを目指したいと思います」
「細かい部分を直して、きれいな滑りを目指したいと思います」
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