
女子エペ 1部残留も4位に沈む/関東学生リーグ戦
昨年女子エペを史上初の王座進出に導いたチームの柱・古俣潮里氏(平30政経卒)が抜け、迎えた今年のリーグ戦。「チームの得点するリズムが一番変わった」(上田果歩・理工4=伊那北)。絶対的な得点源が抜けた上、オーダーミスも絡んだチームはリーグ序盤戦で苦戦を強いられる。それでもチーム全員で得点を取る方針の下に修正し後半戦では専大と日大から白星を挙げ、1部残留を決めた。日大戦では上田が9セット目で11得点を奪い勝負を決めるなど、個人の得点能力も少しずつ上がってきている。
「日大に勝ったことは、秋への自信になる」と長尾康司監督は秋の団体戦に期待感を示す。しかし「チームの軸がぶれかけた」(上田)と課題もまだまだ多い。秋に控えるインカレでの表彰台に向け、チーム力にさらに磨きをかける。
[内田朝]
試合後のコメント
長尾監督
――今回の順位についてはいかがですか。
「オーダーミスで早大に大敗していなければ、もっといい結果が出たかもしれません。もったいなかったと思います」
――秋の試合について抱負をお願いします。
「日大に勝ったことはまず大きかったと思うので、秋への自信になります。しっかり頑張っていこうと思います」
上田
――今回の順位についてはいかがですか。
「かなり悔しいです。しかも、試合の勝敗ではなく、刺突数の差がついてしまったので、なおさらです」
――エースの古俣選手が抜け、チームはどう変わりましたか。
「彼女は得点を取るスピードが速くてテンポがやりやすく、古俣さんが点を取ってくれるという後ろ盾があったので、自分の役目に徹すれば勝てていました。しかし、今年は全員で頑張ろうという感じで、大量得点しなければならない場面には弱くなったように感じます」
――秋に向けて意気込みをお願いします。
「今回の課題はチームの軸がぶれかけ、指導者の方から方針を立ててもらって立て直したので、それを秋は自分たちできるようすることと、個人的に技術面で少し課題が見つかったと思うので、秋は3位以上目指して練習していきたいと思います」
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