
終盤に粘り切れず 中大にストレート負け/春季関東大学1部リーグ戦
終盤に粘り切れず 中大にストレート負け/春季関東大学1部リーグ戦
またも終盤に粘り切れなかった。リーグ戦3勝5敗で迎えた9戦目の相手は中大。第1セットは試合開始から相手レフトの強力なスパイクに苦しみ、1セットを先取される。迎えた第2セットはディグから池田を中心に得点を重ねて、終盤までリードを奪う展開。このまま第2セットは明大が制すかと思われた。しかし23―20の場面で小川がサーブレシーブをはじき、サービスエースを献上。そこからレセプションが乱れ始めて、連続得点を許した。結局相手へ傾いた流れは止められず、第2セットも逆転で中大が制す。小川は「主将として、リベロとして、我慢するところだった」と、ミスを悔やんだ。第3セットも互いに譲らず、終盤の攻防へ。23―23で小松がブロックに捕まるなど決定打にも欠け、セットを落とした。結果セットカウント0―3でのストレート負けを喫した。
終盤の戦い方は大きな課題だ。今試合ではリードブロックへの取り組みや小川がオーバーパスで2段トスを上げるなどチームは確実に成長を遂げている。「対応すればやり合える」(小川)と、中大や筑波大など上位チームとの大きな力の差は感じていない。終盤でいかにミスを少なく粘り切ることができるかが今後の勝敗を左右する。
[佐々木崚太]
試合後のコメント
小川
――終盤のサーブレシーブについていかがでしたか。
「終盤、僕がサービスエースを取られたことは主将として、リベロとして、4年生としても駄目なことなので、あそこは我慢するところだったと後悔しています」
鎌田
――今試合を振り返っていかがですか。
「中大とやるときは一方的な展開になることが多かったですけれど、今年は最後まで競る展開できていたことは良かったと思います。それでも負けてしまったことはサーブレシーブなどで自分がミスをしてしまったことが原因なので、下級生の頑張りをつぶしてしまったと思います」
小松
――今試合を振り返っていかがですか。
「1週間リーグが空いてて、結局前半戦はあまり良くなくてチームでどうしようかという話をしていました。その中の一つとしてリードブロックのシステムに取り組んでいて、今日はそれがいい形で出ていたので負けはしましたけれど先につながる収穫はあったと思います」
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