
後半追い上げも2点に泣く リーグ6敗目/関東学生春季1部リーグ戦
作戦変更で攻撃の歯車がかみ合った。後半に入り門間優次郎主将(法4=法政二)がポジションを右サイドに移動し、サイドから3連続で得点。「ディフェンスを寄せてスペースを空けるようにした」。またチーム全体も試合前に実行しようと決めていた7人攻撃でのオフェンスに切り替える。すると前半に比べてパス回しも早く正確なものとなり、明大の流れを作り出した。結果後半20分には点差を1点にまで縮めることに成功。試合終了までこの差を縮めることはできなかったが「後半は対策通りに得点できた」と加藤監督も評価する。勝利まではあと一歩だ。
入替戦の可能性が出たうえに最終戦だということもあり、背水の陣で挑むこととなった日体大戦。「来週勝つことだけを考えて1週間やっていきたい」(岸正直・法3=法政二)。選手は万全の状態で臨みたいと結束する。連敗を断ち切り、大きな1勝をつかみにいく。
[内田 朝]
試合後のコメント
加藤監督
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「とりあえず前半の20分、立ち上がりが悪かったことに尽きます。練習でやっていたことがうまくできなかったです。プレスディフェンスをやるということは分かっていたので、1週間それを崩す練習はしてきたのですが、相手の当たりだったりプレッシャーだったりが全然違って、攻められなかったです」
門間
――前半、後半共に七人攻撃を行いました。
「前半、後半もうまい具合にノーマークをつける展開でとれる部分が多かったと思うので、そこは良かったと考えています。七人攻撃が終わった後、戻りが遅くて相手に得点されたところがあったので、そこを徹底して守れるようにしていきたいと思います」
――後半で多く得点できるようになった点についてはいかがですか。
「後半のペースで前半から出していくことができれば、普通に勝てたと思っているので、それが前半でできなかったことが良くなかったと思っています」
「後半のペースで前半から出していくことができれば、普通に勝てたと思っているので、それが前半でできなかったことが良くなかったと思っています」
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