
日大との熱戦制し3連勝/春季関東学生1部リーグ戦
辛勝で奪還へまた一歩前進した。2年ぶりの優勝を目指す春季リーグの2日目は日大と対戦した。過去2年間で1点も奪われていない相手に今日も幸先よく2点を先取したが、そこからまさかの3連敗。一転して追い込まれたが、渡辺裕介主将(商4=明徳義塾)、 チームの窮地をキャプテンと新戦力が救った。チームカウント2―3と後がない状況で回ってきた渡辺裕。「ダブルスを落としていたので、何としても勝ちたかった」と気持ちの入ったプレーで相馬練(日大)を圧倒。7番手の沼村につなぐと「緊張はなかった」と語る強心臓のルーキーもその勢いに乗ってストレート勝ち。苦しみながらも難敵を撃破した。
明日は筑波大、早大との2戦が予定される。特に早大は昨春に敗れている因縁の相手だ。「このままの状態では厳しい戦いになる」(渡辺裕)ともう一度気を引き締め直す。前半戦のヤマ場を総力戦で乗り越え、春最多21度目の戴冠へ突き進む。
[加藤真人]
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