
無念の5位で全国出場ならず/関東女子大学春季Aブロック対抗戦
期待の新星が早くも輝きを放ち始めた。チームトップはルーキーの花渕里帆(営1=千葉学芸)。「2日間ともすごく緊張した」と大学入学後初めてとなる団体戦に独特の雰囲気を感じた。しかし、初日の最終ホールでチップインバーディーを取るなど堂々たるプレーを披露。1日目を1オーバーの73、2日目を72のイーブンパーとスコアを見事にまとめ上げた。
再起を図る。順位こそ5位に沈んだが、下級生の活躍がうかがえた今大会。「疲れを感じにくくなった」と多くの選手が語るように、オフ期間に行われたタイ合宿の成果も表れるなど確かな成長を遂げた。春の悔しさを胸に、秋こそリベンジを果たしてみせる。
[丸山拓郎]
試合後のコメント
橋添恵主将(法4=山梨学院大付)
――2日間を振り返っていかがですか。
「スコアをまとめることができなかったというのが一番悔しいところです。ピンチが多かったというのもあったのですがショットが良くなくて、それに気を取られ過ぎてしまったのが良くなかったのかなと思います」
――チームとしての課題は見つかりましたか。
「今は1、2年生がスコアを出してくれている状態で、上級生は変なプレッシャーに崩れることが多いので、そこに負けないメンタルと、試合にピークを持ってくる調整ができる力が必要かなと思いました」
川野美穂(商4=明大中野八王子)
――ご自身にとってはどういった2日間でしたか。
「すごい調子が悪いというわけではない中で凡ミスが続いてしまって、そのミスを止めることができなかったのが今回の反省点かなと思います」
――新チームの仕上がりはどう捉えていますか。
「関野(愛美・営2=埼玉栄)と花渕が安定してスコアを出せているので、ここから関東学生や秋の団体戦も活躍してくれると思いますし、部員同士そこに負けないように頑張って上位を目指していきたいです」
花渕
――初の団体戦での緊張はどのように克服されましたか。
「緊張しているということを言い聞かせることで、自分で感情を理解しながらプレーしていました」
関連記事
RELATED ENTRIES