
(男子部)中大にまさかの逆転負け 2年連続で8強入り逃す/関東大学選手権
ベスト8の壁を超えられなかった。6回戦の相手は中大。前半は主導権を握り、41―31で終える。しかし、第3クオーター(Q)に4点差まで詰め寄られ、第4Q残り2分54秒に逆転を許す。その後シーソーゲームを繰り広げるも、最終的に75―80で敗北。2年連続で8強入りを逃した。
スターターは、PG綱井勇介(文4=大阪学院)、SG小林拓主将(営4=桐光学園)、SF須藤昂矢(営3=桐光学園)、PF森山修斗(政経4=瀬田工)、C今川友哲(営4=大阪桐蔭)。
後半に試合の流れが一変した。前半は今川と須藤の得点頭が2人で合計27得点と躍動。試合の主導権を手繰り寄せた。しかし後半は「練習での甘さが試合に出てしまった」(今川)。守備ではリバウンドを相手に拾われ、連続得点を許す。攻撃でもフリースローの確率は54%。前半の74%を大きく下回った。さらに、第4Q途中で攻守の要である今川が退場と完全にペースを乱した。徐々に点差を詰められ、気が付けば逆転負け。「本当に悔しいの一言に尽きる」と、小林。悪い流れを断ち切れず、無念の敗北を喫した。
一丸となって歩みだす。秋には、関東大学1部リーグ戦が待ち受ける。2メートル越えの留学生や、世代別日本代表選手が集う同大会。「今年のテーマにしたディフェンスをもう一度見直したい」(綱井)。開幕まで約4カ月。再び原点に戻り、飛躍を誓う。
[浅野拓磨]
試合後のコメント
小林
――試合を振り返っていかがでしたか。
「前半良くて点差が離れてたのに、最後あのように逆転されてしまうのはやっぱり全て練習通りといえば練習通りです。練習でも後半になると集中力切れてぐだッてなってしまう時もあったので、そういうものが全て出たかなと思います」
今川
――前半は主導権を握っていました。
「前半は動けて走れました。後半になってくるとリバウンドがしっかり取れなくなりました。この試合はリバウンドがキーだったのかなと思います。リバウンド取るのに必死になって明大にとって望ましくない試合になりました」
――後半戦は相手ペースになってしまいました。
「後半にオープンショットなどで簡単に入れられてしまいました。1回のオフェンスで2回のチャンスを与えたも同然です。そこで一気に追い付かれてしまいました」
綱井
――秋のリーグ戦までにどのようなところに重点を置いて練習したいですか。
「今年のテーマであるディフェンスですね。セットのディフェンスもキャッチアップもまだまだ全然できていません。あと4ヶ月間あるので、そこでしっかり修正してリーグ戦に臨みたいです」
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