
女子が単複で活躍 男子単は2日目にして全滅/関東学生トーナメント2日目
ルーキーが快進撃を続けている。シングルス2回戦に臨んだ稲葉。タイブレークまで持ち込んだものの、あと一歩及ばず5―7で第1セットをダウン。それでも「『平常心』を意識した」(稲葉)。冷静に試合を運び第2セットを6―1、第3セットを6―4とうまくまとめ、勝利をつかんだ。同日行われたダブルス1回戦でも高校時代の先輩・金山とペアを組みストレートの快勝。さらなる躍進に期待だ。
シード選手が続々登場する。明日は勝ち進んだ選手に加え、男子ダブルスでは昨年度夏関ベスト4入りの合戸廉太郎(法3=大分舞鶴)・安増篤史(商3=折尾愛真)組が登場。春関も折り返しの大会3日目。まだまだ目が離せない。
[藤田幸大]
試合後のコメント
金山
――シングルス3回戦進出を決めていかがですか。
「去年は2回戦で負けているので今年こそはインカレの本選出場を決めたいなと思っていました。今日は勝てたので本当にうれしいです」
――シングルスの試合の振り返りをお願いします。
「今日は打てないところは無理に打たず、チャンスの時だけ前に入って強打していこうと考えていました。あとはゲーム差ができた時こそ油断せずにプレーしようと意識していました」
――次戦への意気込みをお願いします。
「シングルスは昨年の夏関で競って負けた選手が相手になると思うので、自分のテニスで勝ちたいです」
稲葉
――大学生になって変化したことはありますか。
「4年生とやるとお姉さんと子どもくらい差があるなと感じました(笑)。1年生だから思い切りよくやれるという利点もあるのでそこを生かしていきたいです」
――シングルスはフルセットまでもつれ込みましたが。
「高校の時に監督から『平常心』とずっと言われていたので、ファイナルセットだからこそ意識していました」
――金山選手とのダブルスはいかがですか。
「すごく話しやすいですし、自分の思っていることも伝えられるのでそういう面では晴菜さん(金山)で良かったなと思います」
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