
実力出せず黒星で終戦/関東学生1部リーグ戦
悔しさと成長の両方を感じながらリーグ戦を終えた。チーム新の記録を出しながら僅差で敗れ、涙を飲んだ一戦から一週間。わずかな王座への望みにかけたが、立大戦を勝利で飾ることはできなかった。前半50メートルでは8人の平均が298点と順調な滑り出しだったが、終わってみれば3804―3840。勝利まで37点届かなかった。「普段通りの力を出せなかった」と高井智久主将(商4=実践学園)。今日の負けにより1勝4敗となり、Aブロック5位が決定した。
来年につながる最終戦となった。この日チーム最高得点を出したのは高木敬徳(法3=逗子開成)。第3戦の東大戦に更新した自己ベストを更新する651点をたたき出した。「試合を通して成長することができた」(高木)。次戦はリーグ1部残留をかけた入替戦。4年生の引退試合ともなる戦いは落とせない。
[鈴木貴裕]
試合後のコメント
高井
――試合後のお気持ちとチームの今後についてお願いします。
「結果として選手が普段通りの力を出せなかったので負けてしまいました。リーグの中でチーム新を更新していって勢いのあるチームでしたが、逆にチームとしての安定感が足りなかったです。王座は出場できなかったですが、個人的に思うのは上の代と比べると今年のチームは一番成長の幅が見られたチームでしたので主将としてのやりがいがあったので悔いなく終えたいです」
林大貴(情コミ3=逗子開成)
――試合後のお気持ちをお願いします。
「自分の力を出し切れず悔しいです。緊張はし続けました。去年は強気で攻められたのですが、今年はリーグ戦に出て2年目、そして最高学年として結果を出さなければならないということが自分の頭にあって緊張してしまいました。就活などで厳しいこともありましたが、頑張ってリーグ戦のメンバーに入れて良かったです。アーチェリーは自分の大学生活を充実させてくれたので入部して良かったです」
高木
――試合後のお気持ちをお願いします。
「前半の50メートルに思った以上に点数が入って、それに助けられた651点でした。ただ得意の30メートルが伸びませんでした。チームトップを取れたことは意外でしたが嬉しかったです。第3戦で初めて出場して自己ベストを出して、自信がついて練習でも当たるようになりました。試合を通してレベルアップできました」
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