
中大を下し春連覇 3冠に向け好スタート/関東大学選手権
主将の一打が決めた。互いに2点を取り合い迎えた第3ピリオド2分19秒、FW高橋瞬主将(政経4=白樺学園)が体を乗り出して放ったシュートがゴールネットを揺らした。「自分は持っているな」(高橋)。この1点が、優勝を懸けた大一番の決勝点。その後、中大を突き放し、5―2で2年連続26回目の春制覇を達成した。
前試合の東洋大戦で敗因に挙がった守備面。この試合では反省を生かし、まとまった連携と全員が体を張ったディフェンスを見せた。特に光ったのは、GK香田凌辰(政経2=白樺学園)。第1ピリオドから相手の攻撃を幾度となく防ぐと、試合終了間際にもビックセーブ。試合を通して、ピンチをつみとり流れを作った。正GK磯部裕次郎(政経3=武修館)がケガで離脱し、スタメンの座が回ってきた香田。「得たものは大きい」(香田)と今後につながる経験を積んだ。
「常に王者に」(DF梅村宏輔・政経4=北海道清水)。東洋大戦に敗れたものの、優勝で閉幕した今大会。1年生も多く起用され、主力をケガで欠いても勝ち抜く層の厚さを見せた。昨年の3冠達成からまた一つ自信を深め、秋のリーグ戦へ臨む。3冠への挑戦権を得たのは、今年も明大のみ。自信をまとった王者には、頂点しか似合わない。
前試合の東洋大戦で敗因に挙がった守備面。この試合では反省を生かし、まとまった連携と全員が体を張ったディフェンスを見せた。特に光ったのは、GK香田凌辰(政経2=白樺学園)。第1ピリオドから相手の攻撃を幾度となく防ぐと、試合終了間際にもビックセーブ。試合を通して、ピンチをつみとり流れを作った。正GK磯部裕次郎(政経3=武修館)がケガで離脱し、スタメンの座が回ってきた香田。「得たものは大きい」(香田)と今後につながる経験を積んだ。
「常に王者に」(DF梅村宏輔・政経4=北海道清水)。東洋大戦に敗れたものの、優勝で閉幕した今大会。1年生も多く起用され、主力をケガで欠いても勝ち抜く層の厚さを見せた。昨年の3冠達成からまた一つ自信を深め、秋のリーグ戦へ臨む。3冠への挑戦権を得たのは、今年も明大のみ。自信をまとった王者には、頂点しか似合わない。
[福永智隆]
試合後のコメント
高橋
――主将として、春王者に輝きました。
「最高です。とにかく最初の優勝が取れたことに安心しています。やはり昨年3冠を達成したことで注目度や期待も高かったので。(試合後には涙も)一つ取れたことへ感激しました」
――今後の目標をお願いします。
「もちろん3冠ですが、口に出しては言わないです。僕がキャプテンになって優勝よりもまずは目の前の1試合を大事にするチームにしたいからです。優勝を目標にして戦うチームよりも、目の前の一勝を大事にするチームにしていきます」
香田
――今日の試合を振り返ってみていかがでしたか。
「東洋大に負けて、その負けが頭から離れていなかったですが、失点シーンを研究して、この試合に持ってきて、結果が出て良かったです」
――正GKへの思いを聞かせてください。
「(GKのポジションは)一つしかないので、ずっと狙っています。今回はチャンスがやっと来たなって感じでした。東洋大戦には負けてしまいましたが、優勝できたので、アピールできたかなと思います」
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