(女子部)専大に辛勝 初白星を挙げる/関東大学春季リーグ戦

2018.04.30
 リーグ2日目、1部5位専大との対戦。チームカウント2―2で第3シングルスの鈴木いよ乃(農4=聖ウルスラ学院英智)へと回ったが安定したプレーで見事ストレート勝ち。リーグ1勝目へと導いた。

 粘り強いプレーで接戦を制した。二つのゲームを落とし、背水の陣で挑んだ第2ダブルス。今季初出場の渡辺帆南(文4=福島県立富岡)・重松花苗(政経3=埼玉栄)組はファイナルまでもつれたが、最後は21―13と大差で勝ち切った。第3シングルスの鈴木いは「楽しく思いっきりやる」(鈴木い)と、プレッシャーを感じさせない試合運びでゲームを支配。相手がスマッシュを連発するも「逆に冷静になった」。2ゲーム目は終始リードを許すことなく8点差で完全勝利を収めた。

 最上級生の意地を見せた。今試合で挙げた3勝は全て4年生が出場したゲームだ。敗北を喫した初日・筑波大戦の後、十河茉由主将(商4=高松商)、鈴木い、渡辺の3人で「4年生がもっと頑張らなきゃ」と話し合った。士気を高めるためにも4年生が確実に勝ち星を挙げていきたい。目前に控えた早大戦は「全部取りにいく」(鈴木い)と気合は十分だ。優勝を見据え、一戦一戦を戦い抜く。

[上代梨加]

試合後のコメント
鈴木い
――専大戦を振り返っていかがですか。
 「相手が決め急いでて全部スマッシュしか来なかったので、逆に自分は冷静にレシーブとかしっかり抑えていけば(向こうが)ミスしてくれたので、冷静にやりました」
――専大戦は全体的に接戦が多かった印象です。
 「やっぱりどっちの大学も勝ちたいって気持ちはすごく強いと思うし、その日のコンディションによっても変わってきてて、すごくみんなバチバチでやってたのでどっちが勝ってもおかしくない状況でした。二つ負けたじゃないですか。でもそれももう少しこっちに転べば勝ててたっていうのもあるので、全部取り切れなかったことが課題かなって思います」
――明日の早大戦への意気込みをお願いします。
 「早大に妹がいるので絶対に負けたくないし、優勝を狙うんだったら一つも落とせない試合になってくるのでしっかり最初から全部取りにいきます」