(男子部)東海大にストレート勝ち 1部復帰へ前進/関東大学春季リーグ戦

2018.04.29
 1部復帰へ着実に駒を進めている。春季リーグ戦2日目の相手は昨秋2部昇格を果たした東海大。第1シングルスで出場した仁平澄也(政経2=埼玉栄)が2―0で快勝を収めると続く第2シングルス、第1ダブルスも連勝。早々に勝ち星を手に入れ、その後も取りこぼすことなく完封勝利となった。
 出だしから流れをつくった。第1シングルスの仁平澄は、はじめこそ「固くなってしまった」と一時逆転までされる接戦になるが、慣れてくるとコート上で相手を揺さぶるプレーを展開。主導権を奪いストレート勝ちを遂げた。「自分が流れをつくらなければいけない」と今後の機運を左右する第1シングルスで役目を果たし、チームの勝利に貢献した。
 「内容にこだわっていかないといけない」(澁谷勇希主将・政経4=埼玉栄)。2戦連続のストレート勝ちにも主将の顔は一概に笑顔ではなかった。あくまでチーム目標は1部復帰であり「勝って当然」(澁谷)。入替戦で勝利するには2部で苦戦しているわけにはいかない。リーグ戦も残り3日。復帰に向けてチームはさらに加速する。

[曽我怜平]

試合後のコメント
澁谷
――本日の試合を振り返っていかがですか。

 「2部相手なのでより内容にこだわってやっていかないといけなかったのです。ただ今日は自分と武石・西谷組がファイナルまでいってしまったのでそこは反省しています。勝てばいいだけじゃなくて、勝って当然の中でいかに考えてやるかです。これをしないと1部では通用しないと思います」

――明日への意気込みをお願いします。
 「明日も内容にこだわって、5―0で勝ちます」

仁平澄
――第1シングルスでの出場になりましたが緊張などはされましたか。

 「緊張は特にしなかったですね。1シンでの出場ということで少なからず自分が流れを決めるのかなと思ったので入りからしっかりしていこうとは思いました。ただ、ちょっと入り固くなったかなという感じです」

――神大戦では単複での出場になりましたが、お気持ちはいかがですか。
 「高野さん(将斗=平29商卒・現日立情報通信エンジニアリング)はそうやってされてたんで、高野さんみたいになれるよう頑張りたいです。好きなのはどちらかと言うとダブルスですかね。体力はちょっと後半きついかなというとこはあったけど大丈夫でした」