筑波大に10点差大敗 リーグ3連敗/関東学生春季1部リーグ戦

2018.04.22
 ぼろ負けだった。先制点こそ奪ったものの、その後は筑波大の横綱相撲。高い個人能力とフィジカルの前に屈し、すぐに点差をつけられた。最終スコアは18―28。日大戦、中大戦に続き3連敗となった。

 負け方が悪かった。「足が動いて、やろうと思っていたことができていた」(加藤良典監督)と、前半は山田信也(政経3=愛知県私立愛知)と中川翔太(営3=法政二)を中心に攻守が機能。4点差を盛り返し、一時は同点に追い付いた。しかし「点が取れなくなったり守れなくなった時にチームが沈んでしまった」(中川)。再び点差を広げられると、今度は完全に突き放された。最終的には10点差をつけられ敗北。主導権を握られ追い上げムードをつくることもできず、試合後の雰囲気はかなり悪かった。

 3連敗で迎える次戦は、ホームの明大和泉体育館で早大を迎え撃つ。全9試合のリーグも折り返し地点。次で勝てるかどうかが、リーグの順位にも大きく関わる。ホームの声援を力に、なんとしても勝利を収めたい。

[日野空斗]

試合後のコメント
加藤監督
――前半を振り返っていかがでしたか。

 「前半は足が動いて、やろうと思っていたことができていました。それで踏ん張っていたんですけど、セットオフェンスで得点できなかった後のディフェンスで守り切れなくて点差をつけられました」
――ここ3試合出だしの内容が良くないです。
 「国士大戦の前半みたいな試合の入り方ができればいいんですけど、守りに入っているなと思います。ディフェンスでもっと攻撃的に守らないといけないです」
――来週のホームゲーム早大戦について一言お願いします。
 「やっぱりホームなので、勝って次につながる試合にしたいです」

中川
――筑波大対策はありましたか。

 「全員でフォローし合いながらディフェンスをしようと話していました。昨日の試合でオフェンスのミスが多くて逆速攻とかやられてしまったので、しっかりとボールを回して自分たちの流れに持っていこうとも話していました。でも向こうのフィジカルにやられてシュートもミスして点差を離されてしまいました」
――前半一度追い付いた場面ではやりたいことができていたのでしょうか。
 「チームとして声を出して盛り上げていこうと話していたので、そこは良かったです。でも点が取れなくなったり守れなくなった時にチームが沈んでしまったと思います」