ミス連発で中大に惨敗/関東学生春季1部リーグ戦

2018.04.21
 前半で勝負を決められた。リーグ3戦目は連敗中の中大と対戦。試合は開始直後からミスを多発し、逆速攻から大量失点。11-18で前半を終えた。結局最後までこの差を巻き返せず、22-29の7点差で惨敗となった。

 オフェンスが苦しかった。フォーメーションを組んでのオフェンスがメインだったが、エースの中川翔太(営3=法政二)のマークが厚く、主将の門間優次郎(法4=法政二)は不調。シュートが入らず、ペースをつかめなかった。さらに「直接失点につながるミスをしてしまった」(加藤良典監督)と、前半だけで10本のイージーミス。ディフェンスの形をつくる暇もなく逆に速攻を受け、簡単に自陣のゴールを揺らされた。
 後半、大畠洋斗(政経1=法政二)の活躍でなんとか4点差まで立て直したが、中川の2分間退場もあり最後まで差を詰められず。結果は22-29。大敗を喫し、リーグ成績は1勝2敗となった。

 強敵が続く。次戦の相手は筑波大。法大、順大にそれぞれ11点差をつけて圧勝している今季日本一の最右翼だ。「まずは基本に戻って、しっかりと自分たちのプレーをやりたい」(加藤監督)。勝利を目指し全力をぶつけ、実りのある試合にしたい。

[日野空斗]

試合後のコメント
加藤良典監督
――前半はミスの多かった印象があります。

「自分たちのミスから速攻で点を取られて、試合のリズムをつかめなかったです。前半だけで10本も直接失点につながるミスをしてしまいました」
――センター大畠の活躍が目立ちました。
 「オフェンスのリズムを変えたかったので交代で大畠を入れました。ある程度ボールも回って良かったと思います」
――次の筑波大戦に向けて一言お願いします。
 「まずは基本に戻って、しっかりと自分たちのプレーをやりたいと思います」

大畠
――ベンチを出る時はどのような気持ちでしたか。

 「自分が出た時は流れがすごく悪かったので、その流れを変えようと思って試合に出ました」
――手応えはありましたか。
 「ある程度あったんですけど、もう少しできたかなと思います」
――プレーする中で課題はどこにありましたか。
 「一対一を仕掛けた時にフィジカルが弱くて止められることがあったので、そこを突破していけるようにしたいです」
――筑波大戦に向けて意気込みをお願いします。
 「筑波もフィジカルが強いので、自分の持ち味のスピードを生かして突破できるように頑張りたいです」