
女子は連勝! 男子は慶大に善戦も敗れる/関東学生1部リーグ戦
女子は危なげなく連勝を飾った。リーグ2戦目の相手は今季から1部校復帰となった一橋大。チームトップは618点を獲得した本橋佳奈(政経3=明大明治)。「考えながら練習もできていてそれが結果につながっている」(本橋)。次点は616点をたたき出した太田葉月(政経3=明大明治)と、3年生が活躍を見せ快勝を果たした。次戦は昨年敗れた法大が相手。「とにかく負けたくない」(濱田真未・政経4=県立星稜)と強い気持ちでこの一戦に臨む。
[鈴木貴裕・藤田幸大]
試合後のコメント
[男子]
高井
「思っていた点数よりも少し振るわなかったです。ただ次の試合からが僕らのヤマ場なので次につながる試合ができました。50メートルに関しては先週の試合よりもリラックスした状態で迎えられました。ただ得意としている30メートルの時に集中力が続かなかったです。(新しいメンバーが多いが)やはり4年生が試合に出て引っ張って行くことも大事なのですが、2、3年生の伸びが最近大きくてチームの層的には厚いものになったのでリーグ戦5戦を戦って行く上でいいことだと思います。ただ4年生も最後のリーグ戦なので意地は見せて欲しいです。メンバーもまだまだ変わっていくと思います。(次戦に向けて)東大は同じくらいのレベルになります。接戦した試合になると思います。ただ勝利は気にしないで自分の射を貫けばいい結果につながると思います」
米谷洋介(商4=県立座間)
「やはり30メートルで10点、9点を当てていかないといけない中で、慶大の方が射形が確立されていて差が出てしまいました。50は気持ちの勝負になりますが、30は安定性の勝負だと改めて思いました。個人的に50メートルでそれなりの点数が出せました。先週の試合で緊張したりして後輩たちに煽られたりしたので頑張れました(笑)。30メートルで少し落ちてしまったので点数はもうひと伸びできると思います。(次戦に向けて)ヤマ場になりますが、自分たちの射を貫くだけです」
花井大起(政経2=明大中野)
「前回が638点だったので今日の目標は640点でした。越えることができたので満足しています。50メートルの前半で点数を落として沈んでいたのですが、持ちこたえて50メートルを無難な点数で終えました。得意の30メートルでいつも通りの実力が出せて点数が伸びました。(次戦に向けて)最初は下級生だったので点数を気にすることなく射っていましたが、この2戦点数が出ているので自分でも得点できることを自覚して責任感を持って臨みたいです」
濱田
「(最後のリーグ戦)個人的にはあまり点数が出せていなくて去年一昨年と比べるとダメなんですけど、去年までは自分が点数を出してチームを勝ちに導きたいという思いが強かった中、今年は私がそう思わなくてもチームの層が厚くて勝っていけるチームになったので、今は点数よりも試合を盛り上げられたらいいなと思い、リーグに臨んでいます。(今の調子)調子は最悪なんですけど点数を出してくれるたくましい後輩がいるので、自分はとりあえず楽しめればと思っています。(個人的な目標)目標点が出せればなとは思っています。今の調子的に600点は超えていきたいなと。でも、それ以上にチームみんなで戦いたいなと思っているので全員で勝って王座に行きたいという気持ちが一番強いです。(次の法大戦への意気込み)法大は去年負けてすごく悔しい思いをしたので、とにかく負けたくないです」
宮本紗果(理工4=吉祥女子)
「(最後のリーグ戦)昨年度までは点数を出してフォース入りしたいという感じで、個人的な結果ばかりに目がいっていたんですけど、今年はみんなで頑張って王座に行きたいという気持ちが強いです。(今の調子)最近は競技の他にいろいろやらなければいけないことが多くて、練習量が少なくなって点数も下がってきていたんですけど、今日はよく射つことができました。落ち着いてやれて、点数も出せたので結果的には良かったのかなと思います。(後輩を見て)本当に本番に強い子が多いなと思います。最近は強化練などで練習量も増えて点数も高いところで安定して取れるようになってきたと思うので、とても頼もしいです。選手に入っていなくても、すごく伸びている子はたくさんいて選手層が厚くなってきていると思います。(次の法大戦への意気込み)昨年は大雨の中行われた法大戦で負けてしまって。私はチーム4番目の得点でフォース入りができたんですけど、その点数が普段よりも低くて、その中で法大に負けてしまったのですごく悔しかったです。法大だけは倒して引退を迎えたいと思っているので、一層頑張ります」
本橋
「(2戦連続でフォース入り)リーグ戦が始まる前はそこまでよくなかったんですけど、考えながら練習もできて、練習量も自分に合う形でできたのでそれが結果につながっているのかなと思います。リーグ2戦目ですが緊張もそこまでしていないですし、調子はいいです。(チームの雰囲気)去年も去年で楽しいチームでしたし、今年も新2年生がしっかりしているので集中して試合に臨むことができます。(4年生の先輩)頼りがいのある先輩です。話をよく聞いてくださって、「調子どう?」とか聞いてくださるので話しやすいですし、頼りがいもあります。(次の法大戦への意気込み)自分らしさを崩さずに頑張っていきたいと思います」
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